シトロエン日記

1998年1月


1998.1.24    XM納車

rearnana.jpg (9982 バイト)待望の1992年式XMが納車される。去年の11月中旬に現車を確認し注文したのに、納車は2ヶ月後の今日。その理由は・・・?というと、 壊れまくっていた!(おおげさ^^;)ため納車整備に時間がかかり、遅れたのでした。なにしろ、値引き後98万円で買ったので、しかたがない。保証期間が3ヶ月あるのに、この値段は安い。多少のことは我慢が肝要である。

納車前の故障個所はまず、@ステアリングギアボックスからのオイル漏れ(XMではこれが時々発生するらしい)。車検場で並んでいたとこに発見されました。部品だけで約30万円はするので、SHOPはショックだったようです。しかし、保証が付いてるもんねー。良心的なSHOPなのか、きっちり直してくれた。Aオーディオのバックライト切れ。オーディオの夜間照明の球が全部切れていたらしく、それを直すのに時間がかかったようです。なぜかというとXMのオーディオは盗難防止装置が付いているので、バッテリとの接続を断つと、パスワードを入れないとオーディオから音が聞こえない様になっているからです。でも、中古なのでそのパスワードが書かれている紙がなくなっていて困ったそうです。どうやって調べたかはお茶を濁されました。

リコール対策済のシール (9007 バイト) その他にもいくつかの納車整備がありました。大きな物はリコール対策。XMには7件(2003.4.13現在)のリコールが出ています。

XMのリコール一覧(2003.4.13現在)】

445「燃料タンクを保護する遮熱板の断熱性が不十分なため遮熱板追加」
446「燃料タンクを保護する遮熱板の断熱性が不十分なため遮熱板追加」
493「ゴム製燃料ホース材質不良 ホース交換」
494「ゴム製燃料ホース材質不良 ホース交換」

607「フロントストラットのマウントの強度不足」
608「フロントストラットのマウントの強度不足」

663「オーディオ本体不良 本体交換」


(445,446、493,494、607,608は対象車体番号が違うだけで内容は同じ)

そのうちの一つ(607)を運輸省のホームページのリコールの届け出からみつけ、納車前SHOPに伝えました。こういう事を伝えることで、SHOPに「こいつはただ者ではないな。いい加減な対応はできないな」と思わせる作戦です。でも、今のところはあまり効果が出ていません (^^ゞ
 で、その確認ですが、リコール対策のされた車にはリヤウィンドーの下端に番号入りの3cmくらいの丸い透明シールが貼ってあります。私のXMを見ると493,607の2枚しか貼られていません。(以上Takuya "Gemballa" OmoriさんHPより一部引用)


1998.1.25    交通安全のお祓いに行く

三重県近県では有名な椿大社にお祓いに行きまし。いつもは気にしないが今回は大安を選びました。お祓いに行ったところで、事故らないとは限らないが(現にZXでもビートでも事故っている(^^ゞ)気分の問題です。それと、心を新たにして交通安全に気をつけることを意識づけるためです。

大安なので、ものすごく混んでいました。30分並ぶ。お祓いを待つ間、回りが新車ばかりなので少し気が引けるが、XMが腰を下ろして(すぐ車高が下がる)佇む姿に道行く人が振りかえっている!・・・人もいる(^^ゞ。やはり、XMはかっこいい。ピカピカだが丸っこい国産車が並ぶ中で、このアバンギャルドなデザインは異彩を放っている・・・気がする(^^ゞ


1998.1.26    さっそくトラブル

早くもいくつか発見しました。最初から壊れているものです。

@エアコン吹き出し口切り替えがきかない
 走っているとすぐに窓が曇るので、エアコンをつけて吹き出し口をデフにするが、まったく曇りが取れません。Xantiaでも曇りはなかなか取れないので、こんなものだとおもってしばらく待ちましたが、一向に取れる気配がありません。「おかしいなぁ」と思って、手をやるとほとんど風が出ていない^^;。あきらめて、窓を開けて走りました。寒かったです。でもXMの前はビートで真冬でもオープンを通したので、平気です(やせ我慢モード)。吹き出し口を他に換えても変わりません。

Aオーディオがすぐに切れる
 オーディオをつけて、約2分走ると突然音が出なくなります。こうなると、電源スイッチを入れ直してもだめで、なぜだか、BANDスイッチを10秒くらい押すと、ラジオが鳴り出しますが、選曲がすべてリセットされてプリセットし直しになります。マニュアルを読むと、BANDスイッチはパスワード入力に関係あるので、そのあたりが壊れているのかもしれません。けれど、パスワードを書いたカードがどこにもない(-_-;)

Bサスロック?
 なんかXantiaより、硬い感じがします。XM以前のシトロエンにあるというドンブラコと言う感じがほとんどしません。スフィアが寿命かもしれません。でも、ドライブコンピュータに信号が来てないようです。燃費表示で−−−が出てます。XMお約束のスピードインターフェースユニットがいかれているようです。走行時にここが−−−のときは、ハイドラクティブがスポーツに固定されることが多いらしい。

このことをサスロックといいます。これについては、先駆者のwackyさんのHPを見てください。私のXMは購入時は車検切れだったので、試乗できませんでした。そのため、ここの部分のチェックがしてなかったのだ!といっても実は、契約してからこういうトラブルがよく起きると言う事実を知ったのですが^^;。それにしても、スピードインターフェースユニットの修理だけで直るのかどうか・・・。(-_-)
 サスペンションモード切り替えスイッチでスポーツモードへ切り替えるとのメータナセル内左上の警告表示がつくのですが、スピードインターフェースの不調時はスポーツに固定されていても、警告は点かないようです。この件はwackyさんのハイドラクティブサスペンション故障診断システムに詳しい。

C車高調整レバーでリア車高が変わらない
 車高をハイにしても、ミドルにしてもリアがノーマルのままです。購入前にチェックしたときは問題なかったので、不思議です。これは大きな問題なので、何とかしなければ。

DATポジションインジケータの文字化け/バックライト切れ
98012603.jpg (6092 バイト) XMはATシフトレバーの根元に、多くの車に見られるようなシフトインジケータがありません。写真のように一応1,2といった字は書いてあるのですが、ブーツ邪魔をして今どこに入っているのか、わかりません。納車のとき担当営業マンに「これって、どうやってどこに入っているか確認するんですか?」ときいたら、「これはどこにも出ません。MTのように、感覚でやってください」と言われ、実にアバンギャルドであると納得していました。

98012602.jpg (4528 バイト)しかし、帰ってからマニュアルを読むとメーターナセル内にインジケーターがあることを発見!(写真赤丸。これはPを表示しているが、光の加減で文字化けしているように見えているだけ。この写真は修理後にとったもの)だまされた!というより、知らないんでしょうねー、シトロエン専門店じゃないから。気を取り直し、さっそく確認してみると、暗くて見えない。バックライトが切れている!お約束だ!これは買う前に確認してなかった!液晶なので、メーターナセル内という暗い中では、ほとんどまったく見えないのでした。しかもよく見るとなにやら文字化けしている。つまりPなのに、Pに見えない。wackyさんのHPを見て、自分で直そうとも思いましたが、今回は保証期間内なので頼むことにする。しかし、人間なれてしまえば恐ろしいもので、見えないなら見えないでそれほど困ることもないです。

Eいくつかのバックライト切れ
 どうでもいいことなんですが、ヘッドライトオンのバックライトと、風量などの3連ダイアルのバックライトが切れてます。XantiaもXMもヘッドライトのスモール、近目、遠目にあわせて、メーターナセル内にそれぞれポジションランプがつきます。国産車なら遠目だけ点くのが普通ですが、そこがまた変なところです。でも、これは結構便利です。

FSTOP LAMP TESTが消えない
98012604.jpg (2941 バイト) XMはエンジンをかけるとすぐに、左側の液晶のインフォメーション・ディスプレーに「APPLY BREAKES TO TEST」と出て、数秒後に「STOP LAMP TEST」と表示されます。ブレーキを踏むまで繰り返し表示されます。これは、「ストップランプが切れているかも知れないので、ブレーキを踏んでテストしろ」ということで、本当に切れていると「DEFECTIVE R. STOP LAMP」とか表示されます。マニュアル(西武ものだが、なぜかマニュアルはマツダもの)を読むとこの「APPLY BREAKES TO TEST」は故障のときに表示される旨が書かれていて、どこにも最初に必ず出るとは書いてないのです。最初は壊れているのかと思いました。

 さて、その「APPLY BREAKES TO TEST」がブレーキを踏んでも消えないのです。かといって、ストップランプが切れているということもないのです。ん〜。トラブルが多すぎるぞー!

ということですが、全然めげていません。あのスタイルや佇まいのためなら、これくらいまだどーってことないっす。(^.^)


1998.1.27    Niftyの輸入車フォーラムとCMLに投稿する

Nifty Serveの輸入車フォーラム NATION(FICARN)とCMLに一連のトラブルについて発言する。さっそく何人かのXMオーナーが救いの手を差し伸べてくれました。ありがたい>^_^<

 彼らによると、@はダイアル軸が割れているのではないか、Bはやはりサスロックの可能性が高い、Cはハイトコレクターかリンケージがあやしいとのこと。ハイトコレクター?リンケージ??って感じで、メカ音痴の私にはさっぱりどうしていいものかわからない。それがどこにあるのかさえ知らないのです(^^ゞ。こんな人間がXMを購入してしまったのが、やはり間違いなのか!?あー、どうしよう。


1998.1.31    STOP LAMP TEST消える

 懸念のSTOP LAMP TESTの表示がブレーキをぎゅーーっと踏むと消えることを発見!よかった、しばらくはこれでしのごう。


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