あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記  
  2011.4.21 シトロエンXm、ライセンス・ナンバー・プレート灯のLED化  


XmのLED化をいろいろとやってきたわけですが、一番やってはいけない、みっともないと自分にいいきかせていたところをやってしまいました。
ライセンス・ナンバー・プレート灯のLED化です。最近、ここをよく青白くというか白っぽく光らせている車両を見かけるようになってきました。大体がヤンキーか、高級ドイツ車で、「こんな風にはなりたくない」 by たにやん と思っていました。第一、LEDの特性上、光が拡散しないので、明るいのは明るいがナンバープレート全体が照らし出されてないように見えるのがいやでした。わざとそうしているのか、そう思っていました。だから、そういう連中を偏見の目で見ていました。
それなのに、自分がやってしまいました・・・。やはりここが明るいと車が全体的に新しく見えるっていうのがあると思います。邪道ですね。だから今回の方針はできるだけ明るさがあるものを装着する、ということを目指しました。

まずは、電球の形式をチェック。トレマニュによると、R5Wと書かれています。
そこで、実際にチェックしてみます。
ライト・カバーをマイナスドライバーでこじって外します。これは簡単です。


外してみると、普通のT10と呼ばれている5Wのウェッジ球です。
小糸製作所の車種別適合表でも、そうなってます。
これによると、長さは27mmとなっています。
さて、対応するLEDの入手は、いつものとおりヤフオク。
ネットショップみんなのMONO」さんで、「新品LED T10 T16 W5W W16W 10個SMD 白色 1set2個で、550円。送料170円で計720円。
長さは、横寸法 12mm 縦寸法 28mm LED数 SMD10個。LEDが1個のやつでもっと短いものもありますが、暗いと話しにならないので、目一杯明るいやつにしました。長さも27mmに対して28mmとなんとかなりそうです。
でやってきたので、早速とりつけてみることにしました。
しかーし!長さが・・・かなり違います。え?入るの?
ノギスで実測してみると、LEDが28.5mmとほぼカタログ通り。
純正ウエッジ球T10の方はというと、24.3mm
おいおい、小松さん、適合表の長さ、大幅にちごてますやん!
くそー、先に実測しておくべきやった・・・(>_<)
嘆いてみても始まらないので、装着してみました。カバーにLEDが完全に接触して、ほんのわずかにたわんでしまいますが、なんとかカバーははめられました。あとは発熱が心配ですね。カバーが溶けちゃわないかと・・・。
まずは、一旦カバーを外して、点灯させてみます。かなり明るいですね。
LEDは極性があるので、点灯しなかったら、180度回転させて、挿入しなおします。今回一回目は点灯しませんでした。
しばらく点灯させてから指で触ってみましたが、ほとんど発熱してません。ほんのわずか、指先に暖かさを感じる程度です。ということは、38〜39度ってところでしょうか。これなら、カバーは溶けずにすみそうです。
カバーをして点灯させてみます。結構明るくて、いい感じです。これなら、ヤンキーみたいにナンバーの一部だけ明るくてムラがあって普通の電球よりかえってみにくいということがないんじゃないかと期待して夜を待ちます。

夜になりました。
点灯してみると・・・、うっ・・・思ったよりやっぱ、ヤンキーかも・・・^_^;

この写真ではナンバーを隠しているので、わかりにくいかもしれませんが、イメージとしてこういう感じだと思ってください。
電球の方が明るさとしては暗いんですが、全体の光の広がりはやっぱりあるようです。

遠目に見てみます。
これくらいのイメージです。
この写真ではすごく青く見えてみますが、実際にはもっと白っぽいです。
遠目に見ると、それほど拡散性も悪くは思えませんが、LEDの方が、明るい分、ナンバープレート全体でみると相対的に明るい部分と暗い目の部分がよりくっきりとしてしまうようなイメージです。ですから、ナンバープレートの視認性がそれほど悪化したようには思えません。
・・・・と思いたい・・・・^_^;

ただし、ファッション性として考えると、ものすごく明るくて白っぽいので、都会的で洗練された新しい車のように見えます。Xmのような古いシトロエンには、赤っぽい色が似合うというご意見もきっとあるでしょうが、私としては、いまだにアバンギャルドなこのXmのデザインにはLEDは似合っていると思います。
さらなる対策として、ユニット内がブラックのプラスティックだったので、アルミホイルを切って両面テープで貼り付けてみました。
貼り付ける際は、ユニット内の電極がショートしないように、注意しました。

点灯してみると、かなり明るくなった気がします。
上の写真はカバーなし、下はカバーあり。
でも、これで、夜見てみたら、気のせいか明るくなった・・・程度でしたけれど。やるだけのことはやったなという満足感はありました。

約6時間連続で点灯させる機会がありましたが、カバーから触った感じでは熱はほとんど感じられず、溶ける心配はないということがはっきりしました。

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