セルフセンタリング・ステアリングの調整


右に少し振れている (5273 バイト) 左ハンドルXMには、セルフセンタリングステアリングと呼ばれるシステムがついています。これは手を離すと自動的にステアリングがセンターに戻るというパワステです。
 しかし、篠原さんと私のこれは、センターが若干ずれていました。私のは左に振れていました(訳あって、写真は右に振れている様子ですが)。

 これを調整することになり、松下さんがショップマニュアルを見てくれました。すると、あるダイアルを回すだけで、簡単に調整できそうだということがわかりました。早速、挑戦です。

セルフセンタリング調整ダイアル (12134 バイト)ダイアルは、ボンネットを開けて左フロントスフィアの根元近くにあります。キャップがついているので外します。これは引っ張るだけで簡単に取れます

キャップの様子がわかりにくいので、これだけ大きい写真にしました。

 

 

 

 

 

dialshin.jpg (3934 バイト)これは、篠原さんのダイアルです。なにやら、ビニールテープが巻いてあります。理由はわかりません。^^;

【調整方法】
ダイアルを時計回りに回すと左に振れ、反時計周りに回すと右に振れる。微妙な調整が可能。つまり1回転くらいさせても、ほとんど変化がない。

まず篠原さんが回しました。「簡単に回る!」。その声を聞き、私も回そうとしました。

dialtos.jpg (5201 バイト)ですが、少ししか回りません。しかも回してもすぐに戻ってきてしまいます。「なんだこれ」。
松下さんとダイアル回りをよく観察していると、なんと篠原さんと私のではダイアルの取り付けが異なってるじゃあーりませんか!
←が私のダイアルです。上のと比べてみてください。上の写真ではダイアルの左になにやら黒い部品がついてますが、私の方はダイアルの右についてます。「はぁ?」
納車前にステアリングギアボックスを交換してますので、どうやら、そのときにショップが取り付けを間違えたようです。
「まいった(~_~;)」私はあきらめました。しかし、松下さんが「分解して、直そう!」と提案してくれました。私は少し不安でした。いくら松下さんや橋本さんがいるからといって、ここで元に戻らなかったら帰れんぞ!と。

pra1.jpg (4794 バイト)しかし、決意しました。「やろう!」。分解し始めると、どうやらボンネットとフロントウインドーの間にある、XM特有のプラ部品を外さないと行けないようでした。これはデカイんです。ここでまた私は躊躇したんですが、松下さんが「これ簡単に外れますよ」というので、外すことにしました。

まずはこの写真のように、ドアミラー根元にある部品を外します。これは下の方から手でガバッとこじるよう取ります。ネジも何もありません。爪だけです。よほどのことがない限り割れそうな爪ではないので、思い切ってやりましょう!(無責任モード)これを左右ともやります。

pra2.jpg (4682 バイト)次に、センター部のでかい部品です。これはこの写真のように何個所か(忘れた)にプラスネジがありますので、それを外します。あとはボンネットを少し閉じ気味にして、ウインドー側から抜き取ります。2人居ないとちょっと苦しいです。重くはないんですけど、何しろデカイですから。松下さんに手伝ってもらいました。

それで、あとはダイアル部を外すのに若干手間取りましたが、橋本さんに手伝ってもらって、なんとか外しました。この作業の詳細は、省略します。こんな風に取り付けられているのは多分日本中探し手も私のだけでしょうから。(~_~;)
(取り付け直すと、今度は一番上の写真のように右に振れてしまいました)

center.jpg (4697 バイト)とにかく、調整後はきちんとセンターに戻るようになりました。

 

 

 


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