シトロエン日記

1998年5月


1998.5.2   マルチポイントアースコネクタの清掃

左側。コネクタをはずしてある様子。クリックすると拡大。 (4127 バイト) CMLで、XMのフロントフェンダーにコネクタ型のアースポイントがあり、そこを掃除するとサスロックなどの誤動作に有効、という話を以前から聞いていたので、今日はそこを掃除してみました。

 ボンネットを開けると、情報どおり左右のフロントフェンダーの裏側にそれらしきものを発見しました。それぞれ、上下に2個づつあります。まずは、黄色いアースコネクタをはずします。右の写真をクリックして、拡大するとわかりやすいのですが、アースコネクタには白いT(Y?)字型外れ留めがついています。上側のははずしやすいのですが、下側の外れ留めは回りが狭い上に配線が邪魔をして、少々手間取りました。

 はずしてみると、茶色や緑色のグリースや埃などが付着しています。これをリアランプユニットのアース不良対策のときにも使った、CRCのエレクトロニクスクリーナーで、きれいに落としました。このクリーナーはスプレー式で、吹くだけで油が良く落ちる上に、速乾性なので重宝します。

 本来なら、この白のコネクタもはずして磨くといいらしいのですが、今回は磨きませんでした。

右側のアース。黒カバーをはずさないとダメ。クリックで拡大 (6747 バイト) 右フロントフェンダーのも同様に処置しました。こちらにハイドラクティブECUのアースがあるそうです。ですから、こちらがサスロックに関係あるんでしょう。

 ここのアースにアクセスするには、リレーを覆っている黒のカバーをはずさないと無理でした。カバーは右側の爪をはずせば、簡単に取り外せます。

 さて、結果はというと・・・なーんにも変化ありません。^^; ^^; ^^;
 手間を省いて、磨かなかったのが悪いのでしょうか。スピードインターフェースが直ってないので、もともとサスロックしているから、こんな所関係ないのかもしれません。きっとそうでしょう。

 


1998.5.22   各種修理、先を越される・・・^^;

 最近XMを購入し、Niftyで知り合った(当然お会いしたことはない)滋賀県のBAR(じいじ)さんが、私やwackyさん、URUさんのHPを参考に、スピードインターフェースの修理に挑戦し、見事成功されたそうです。ものすごーーーく悔し〜〜〜〜〜い。
 私のXMはSHOPに直させようとしているのですが、代車まちの状態です。催促の電話をしたが、きちんと代車ウェイティングリストに入っているらしい。なんか、後回しにされてるとしか思えません。

 BAR(じいじ)さんも、やはりグローブボックス外しには、相当苦労したようです。よかった、やはり私だけが、トロイんじゃなかった。あれは誰がやっても重労働なんだ。と、妙に安心してしまいました。^^;
 BAR(じいじ)さんは、また、リモコンドアロックの再半田にも成功したようです。実は、私も2週間ほど前に半田ごてを買ってきて、こっそり半田の再融解をやってみたのですが、修理直後は調子悪かったのにもかかわらず、最近は一発でOKです。URUさんの情報により、青い部品を対象にしました。近々、きちんと怪しい部品を再半田するつもりです。その後、写真入で、きちんと報告しますね。

 BAR(じいじ)さんとミニオフの相談をしています。実はCITORNさんからもXMミニオフのお誘いを受けています。CITRONさんは、Niftyの関仏オフでお会いしたことがあります。もし3人で集まれれば、ぼび太さんをして「全国的にも珍しい」と言わしめたXM3台集合オフができるかもしれません。ものすごく楽しみです。
 CITRONさんのXMは現在サスロック中だそうです。私のもですから、BAR(じいじ)さんの状態を是非見てみたいと思ってます。その報告も、後日きっちりとしますからね。


1998.5.23   オイルのシミが・・・&エアコンおかしい (T_T)

 たまにはURUさんに見習って、ハイドロオーナーらしく駐車場の路面でも見てみるかって、軽い感じで見たら、なんと車の出し入れに沿って、点々と2本の筋が!ぎゃぴーん!!漏れてるよ、なにかが。とうとうきちゃったよ。電気系どころの騒ぎじゃないよ。
 っていうんで、とりあえずそのシミを指にとって見ると・・・茶色い。LHMではなさそうです。どこから落ちているか確認するために、車高をハイにして、覗き込んでみましたが、それくらいでは、あまりわかりません。そこで、一度車を動かしシミのついてないところに止めて、しばらくしてみてから再確認すると、ばっちり落ちてました。結構な量が落ちてます。特に右フロントタイヤの横から少し、中央よりのところ。
 そこでまた車高をハイにして確認すると、右の方はどうやらエンジンオイルの下抜きの口(なんていうのか知りません)っぽい。触ると、回りが少し、オイルで濡れています。わずかですが、滴もついてます。左の方は、どうやらATFストレーナーが入っている部分(オイルの下抜き口)のようです。シールか何かを換えるだけで済めばいいのですが。

 エアコンが効きませんでした。久しぶりに晴れて、夏日だったのでエアコンをかけると、いつまでたっても熱風しか出てきません。コンプレッサーは動いているようです。スイッチが入ると、「シュワーッ」と小さい音でエアコンが動き出したときの音がしますから。
 あー、僕のもとうとうURUさんのように、エアコンがいかれたのかー!だとしたら、これは痛い、痛すぎる!


1998.5.30   エンジンオイル漏れ&ATF漏れ (63,391km)

 主治医になりつつある津のシルバー自動車にオイル漏れの件を見てもらいました。するとやはり、エンジンオイルとATFでした。

オイルパンからの漏れ (10264 バイト)オイルパンの回りから漏れている (6936 バイト) まずエンジンオイルですが、これはオイルパンのシール不良ということで、メカの話では「大した値段ではないです」と言われて一安心。「一晩置かないとボンドが乾かないので、駄目」といわれて代車を借りました。
 なんと、私がはじめて自分で買った思い出の車、初代EDでした。当時は別に思わなかったのですが、今乗ってみるの狭い。何という狭さ!シトロエンに普段乗っているとこんなに狭かったかと驚きました。また、シートがへたっているせいもあってかものすごく薄っぺらい。体が、シトロになれてしまっているようです。


ATFの漏れ。クリックで拡大 (7112 バイト) ATFの方は、ATFストレーナキャップからと思いきやそこだけではなく、もっと上の方から漏れているといわれました。これは、「ミッション降ろしてみてみないといけないので、かなり工賃がかかる。ダダ漏れにならない限り、継ぎ足しながら乗った方がいい。せっかく直してもその後でミッションが壊れてしまったら大損だ」と言われ、素直にそうすることにしました。それほど沢山漏れていないのですが、実際に下から見てみると、結構漏れてます。ミッションケースも汚してます。トホホです・・・(;_;)


 帰ってからパソコンを覗くと、CMLで藤原さんが同様の現象に遭遇しています。その他、楢林さんや村井さんからの情報を総合すると、藤原さんのはバッテリ下あたりを這っているオイルクーラホース(入力)からATFがしみ出てくきて、これはXMの鬼門のひとつのようです。このゴムホースと金属パイプの接合部(カシメ?)が外れて、ATFが噴水のように吹き出すこともあれば、ゴムホースの亀裂の場合もあるらしい。特にカシメ部分から漏れることが多いらしい。これらの修理は部品代だけで、約2.5万円かかる、というものでした。私は自分で修理することなど到底できませんので、そうなると工賃込みでやっぱ5万はかかりそうです。


1998.5.31   ショック!オイルシール4万円

980531op.jpg (6116 バイト) 以前よりかなり厳重にシールというか、ボンドというかを塗ってくれてあります。しかーし!結構安いと言っていたのに、請求額はなんと4万円 (・_・)んな、アホな!
XMの故障で初めての出費です・・・(T_T)

 

 

 

メンテナンス料

作業名 工賃 部品数量 単価 部品金額 合計金額(円)
オイルパンシーリング脱着&エンジンオイル交換 28,000

6.5
リットル

1,500 9,750 37,750
代車代 1,500       1,500

合計

29,500   9,750 39,250

税込み

41,212

1998.5.31   Xantiaリアブラインド修理

ワッシャーで留めて修理してあったのがまた取れた (6768 バイト) 今日は、XMでショックを受けたので、これでXantiaが壊れるとものすごく痛いので、一通り悪いところがないか、エンジンルームを見てみました。素人が見たくらいでは、悪いところはなさそうです。そこで、以前からちぎれていたリアブラインドの取っ手を修理しました。
 Xantiaのリアブラインドの取っ手は根元がプラスチックでできていて、そこが熱で割れやすく、私のも割れてしまいました。半年くらい前に、フォグランプの修理のついでに直してもらったところが、また取れていたのです。

取り付けた様子 (5193 バイト) 上の写真のゴムの取っ手の根元に2つある小さな穴は、本来プラスチックの部品で取っ手とブラインド本体をつなぐネジ穴でした。しかし、その部品が割れてしまい、そこだけを取り寄せることができなかったので、アンフィニのメカが写真のようなワッシャーとトルクスネジ(T-10)で留めてくれていました。しかし、取っ手部分を引っ張ると暑い日は取っ手のゴムが伸びて、取っ手部分のネジ留め穴も広がります。すると、ワッシャーのΦが小さいため、外れてしまうわけです。
 根本的に対策するには、やはりもっと横長の留め金が必要ですが、そのようなものが手元になかったため、今回はそのまま外して、また取り付けることにしました。ですが、そのまま取り付けたのでは芸がないので、ネジ留め穴を若干引っ張り方向とは逆に偏芯させて取り付けました。実験の結果、偏芯させないとすぐ外れるのですが、偏芯させると外れませんでした。
 また、ネジを締め過ぎると、ワッシャーがゴムに食い込み、ゴムが裂けそうになりました。そこそこにしておきましょう!


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