シトロエン日記

1998年8月


1998.8.20   常時サスロックの原因追求

 私のXMは常時サスロックしていることが、この前の牧野ヶ池オフではっきりしましたので、この夏休みを使って、いろいろやってみました。結論から言うと、ダメです。(T_T)
 CMLの松下さんや橋本さん(BXユーザー、電子回路エンジニア?)のアドバイスを得て、フューズやハイドラECUについて、調査しました。ご協力ありがとう!!>松下、橋本

【フューズ電流の測定結果】 

F19とF34がハイドラクティブ用 (9499 バイト) まず、やったのはハイドラ関係のフューズF19、F34の電流値の測定です。フューズボックスは運転席足元にあります。測定するには、正常なら、かなりの電流が流れますから、15Aくらい計れるデジタルテスターが必要です。今回は会社のを借りました ^^;

 

 

 

 

フューズ イグニッションOFF イグニッションON

F34
エレクトロバルブ

0.23A
0.02A
正常なら1.2〜1.4A

F19
ハイドラクティブECU

0.00A
これは正常
0.26A
正常?松下さんは0.17A

 

【ハイドラクティブECUのコネクタ抵抗】

 ボンネットを開けて、向かって左にある黒いボックスにあるハイドラクティブECUの黒カプラを外して、カプラ側9番ピン(穴)の抵抗値を測定しました。松下さんの情報によると、カプラとエレクトロバルブ間にもし断線がなければ、この9番とアース間の抵抗は3Ωくらいだそうです。
 測定結果は、4.7Ωでした。だいたいよさそうです。
 この抵抗が見えているときに5〜6Vの電圧をかけると、エレクトロバルブがカチッと音を立てて動作し、バルブの生死が判断できるのではないか、という話でしたが、今回は電源がなく、やっていません。電源はバイク用の6Vのバッテリーなんかでいいそうです。

980820c1.jpg (3869 バイト)980820c2.jpg (6817 バイト) さて、黒カプラの外し方ですが、カプラは写真左のように外れ止めのピンがついています。はじめはこれをラジオペンチで引っ張って、外そうとしたのですが、無理でした。

 そこで、右写真のように、このピンを指で押すと横から爪(赤丸)が出てきましたので、これをペンチで引っ張り外しました。

結論:エレクトロバルブとハイドラECU間の断線ではなさそうです。となると、やはりハイドラECUでしょうか。または、エレクトロバルブの固着とか。でも、固着ならECUに流れる電流は正常のはず。固着により、ECUに負荷がかかり、ECUが壊れたとも考えられます。とにかく、近々入院させます。


1998.8.22   Xantiaファンスイッチ不良

 珍しくXantiaネタです。エアコンのコンプレッサーは作動するのですが、空調ファンが動きません。風が出ないんです。Autoにしても、MAXにしても風が出ない。で、一度エンジンを切って、しばらく後に再始動し、数十秒後にAUTOにすると、回復します。でも、これが1回ではだめで、何回もやらないとだめなときがありました。
 CMLに似た現象が報告されていて、それによるとイグニッションキー不良だそうで、直すと7万くらいかかるそうです。

 


1998.8.23   「XM運転席ドアロックくるくる回り」現象の対策

  Xantiaのイグニッションにある程度の効果を発揮したので、納車時からの懸念の運転席側ドアロックをキーで私用とすると、クルクル回ってドアロックできない現象にもCRC-556をかましました。
キーとキーホールに何回も吹き付けました。すると、うまくドアロックできるときもあるようになりました。3回に1回くらいはOKになります。
 Xantiaのイグニッション同様、キーホールの奥にもっとノズルが入れば直るような気配です。


1998.8.29 エアコンガス補充

 XM、6月下旬にガスを補充したばかりなのに、もう効かなくなってます。バッテリー横のリキッドタンクのサイトグラスを見ると、補充直後より泡が大きくなっているような気がします。ガスがないに違いない、と思い、ガスを入れることにしました。
 ディーラーに持っていくと1本3500円なので、それは痛い。ガソリンスタンドは1万円とられたとかの話も聞く。そこで、オートバックスに行くと「ガイシャお断り」。しかたがないので最近、鈴鹿に出来た複合というか集中型車ショップに行くことにした。ここは、HONDA VERNO+ファーレン鈴鹿+サターン鈴鹿+モンテカルロ(オートバックスの類)+中古車屋が広い敷地に並んでいる。聞く所によると全部HONDA VERNOの経営らしい。この不景気な世の中で、大変な投資だ。社長は金持ちだろう。

 ま、そんなことはどうでもいいのだが、ここのモンテカルロで
僕:「ガイシャなんですけど、エアコンガスチャージできますか?」
店:「どんなガイシャですか?」と来た。
僕:お、いけそう。
  「シトロエンです。」
店:「ちょっとお待ちください。聞いてきますから、実はここではやってなくて、前のVERNOでやるんです」
僕:ははあ、なるほど。そう言えば、ファーレンもサターンもモンテカルロも中古車屋もメンテ工場がない。つまり、これらの店でのメンテナンスはすべてVERNOがやるんだ。賢い!別の敷地にあれば、工場がいるが、これならちょっと広めの工場でOKだ。うーん、こうやって投資を押さえてるんだな。頭いいな。と妙に感心する。

 ま、そんなことはどうでもいいんだけど、
店:「ちょっと見せてください」
僕:「はいどうぞ!」
店:ボンネットを開けようとしているが、オープナーが見つけられない様子。
僕:んな、XMだぞ!ステアリングの下なんかにあるもんか!
  かわいそうなので、教えてあげる。
店:ボンネットを開け、「行けそうですね。」
僕:「そうでしょう。サンデン製ですからね。大丈夫ですよ。」

というやりとりで、結局 400gで5000円。まあまあだ。
よく冷える。夏も終わりだが、暑い日もまだある。5000円なら、いいか。いずれ、ガスがもれてる個所を特定せねばなるまい。(T_T)
サイトグラスを見ると、泡が細かくなっている。この状態を覚えておこう!


[ Home ] [ Up ]