コンプレッサーを回しているベルトから、煙が少し出ました。エアコンのスイッチを切っているので、電磁クラッチは切り離されていると思うのですが、ベアリングがいかれて、空回りできないのかもしれません。とりあえず、クラッチの部分シリコングリスをスプレーしときました。でもやばそうです。
エアコンのこと、CMLにヘルプしたところ、古川さん、藤原さん、奥さん、脇島さんらがメッセージをくれました。また、DMをくれた方々もいらっしゃいました。大変嬉しく思いました。どうもありがとうございました。奥さんがエアコンの部品の個人輸入できる先を教えてくれました。
http://www.vrs.co.uk/catalog.html
です。
ここを訪れると、XMのコンプレッサーもあります。リキタンもあります。コンプレッサーは8万円くらいです。奥さんによるとFAXでPrice
Listを請求したところ、Webの値段の半額だったそうです。本気で個人輸入をしようと思いました。
また、Guest BookやDMでの情報でキャロルに問い合わせたところ、中古だと3万円ということでした。
会社から帰ろうとしたら、異臭がしました。道路脇に車を止めて、ボンネットを開けるとエアコンコンプレッサーを回しているベルトが切れています。ちょうど溶けた感じです(→)。今までガラガラ言っていたので、これで静かになっていいや!と思っていました。
しかーし!15分ほど走ると、ポッと黄色の警告灯が・・・。はぁ・・?水温ワーニング?水温計を見ると・・・ぎゃっ!130度越えてる!!オーバーヒートです。すぐに気づきました。あのベルトは、コンプレッサーだけを回してるんではないと!
家まであと5分ほどだったので、静かに走行しました。あと、200mというところで、真っ赤な「STOP」警告灯と共に、左側の液晶インフォメーションが、ピッ!「WATER
TEMPERATURE
・・・・」とかなんとか、表示して、いろんなワーニングがパラパラパラーと点きました。エンジンストールしかけてます。たまたま一時停止があったので、そこで止まるとワーニングは消えました。とにかく家までたどり着き、エンジンを切り、すぐにボンネットを開けました。よくオーバーヒートの時は、エンジンを切らずにアイドリングをと書いてありますが、今回はポンプそのものが動いてないので、エンジンを切るべきだと判断しました。間違っていたのでしょうか?
確かXantiaの整備手帳にXMのベルト周りの図が載っていたな、と思い出し、見て見ると、やはりウォーターポンプを回しています。だから、これが切れると走行できないんですね。(;_;)
こうなると、すぐに代車が必要です。個人輸入をしている暇もないし、代車を借りることなどを考えて、結局「ドリームオート」さんにお任せすることにしました。調べてもらうと、コンプレッサーはBX用のが使えるとかで、9万円くらいでした。
エアコン修理のついでにATF交換をお願いしていたら、ATFのレベルゲージの先端がATF点検口(パイプ)の中に落下しているらしいことが判明しました!対策品に交換です。ただし、先っぽは落ち込んだままです。(;_;) ある方の情報によると、XMにはたまにあることだが、取り出すにはATを取り外さなければならないそうで、したがって事実上不可能だそうです。そのままでも多分大丈夫だろう、ということでしたので、そのままにしています。
左の写真で左側が旧品です。右が対策品。
右の写真が先端の拡大です。左の旧品の先で少し押されて変形している部分に本来なら黒いプラスチックのゲージがついていました。対策品では国産車と同様の金属の細い板が捻じれたようなものに変わっています。
しっかし、この対策品、6300円もするかぁー!!(T_T)
ちなみに、ATF交換はD3を6リットルで 7200円+3600円(工賃)でした。
エアコンが直ってきました。請求書はまだ来ていません。コンプレッサー、リキタンは新品です。
エアコンの効きは、まあまあです。静かです。実に静かです。今考えると壊れる前から、なんだかガラガラとベアリングがいかれそうな音がしてたような気がします。
リキタンはもともとついていたものと別物です。赤や青に色が変わるサイトグラスがついていません。ガスの状態を見る窓だけです。
写真をクリックすると側面の型番シールの拡大写真を表示します。
エアコンの請求書が来ました。
部品代 | 技術料 | |
---|---|---|
クーラー点検、ガス漏れ検査 | \5,000 |
|
コンプレッサーリンク品交換、リキッドタンク交換、 エキパン交換、 クーラーベルト交換 |
\35,000 |
|
クーラーガスチャージ | \5,000 |
|
Oリング | \110×2 |
|
R12オイルガス | \1,000 |
|
R12ガス | \950×4 | |
コンプレッサー | \94,525 (定価 \99,500) |
|
リキッドタンク | \24,130 (定価 \25,400) |
|
エキパンバルブ | \14,535 (定価 \15,300) |
|
エアコンベルト | \4,541 (定価 \4,780) |
|
計 |
\142,751 | \45,000 |
消費税 |
\93,87 | |
請求計 |
\197,138 |
今回は、地元のお店(ドリームオートさん)にお願いしました。このお店は、シトロエンを主に販売していますが、自前の修理工場をもたず、国産車の修理工場に修理を委託しています。ただ店の社長はシトロエンの知識は結構有るので、修理方法などについて工場に指示を出すという形のお店です。その修理工場はこのお店の仕事でシトロエンはそこそこ経験はあるようです。国産車主体の工場なので、技術料は「安め」になっているそうです。
他に頼んでないので、安いかどうかの真偽の程はわかりませんが、私としては、まあ、満足してます。部品代が5%オフになっているのは、特別です。通常はオフしてれないと思います。^^;
車体の後ろの下あたりから、カシャン、カシャンと何か外れかかっているような音がしていました。段差を乗り越えた時に顕著でした。エアコン修理のついでに見てもらったところ、ハイトコレクター調整用リンククリップとかいうものが何個か割れていたり、飛んでいたりしたようなので、交換してもらいました。でも、まだ少し音がしますね。リンク棒の根元につながるハイト調整レバーのユニット自体(15,800円)を交換しないとだめみたいです。
部品代 | 技術料 | |
---|---|---|
ハイトコレクター調整用リンククリップ交換 |
\8,000 |
|
クリップ | \130 |
|
クリップ | \330 |
|
ブッシング |
\70×2 |
|
計 |
\600 |
\8,000 |
という感じです。しっかし、部品代600円なのに・・・(T_T)
ここの詳しい図は、後日