あばん・ぎゃるど  
シトロエン日記 
  XMのサイドモール、バンパーモールをぴかぴかにする  

サイドモールやバンパーモールは5〜6年経つと、このよにくすんでしまって、顔も映らないのが普通です。中古で買った前期型XMはほとんどがこのようになってしまっているはずです。
これをサンドペーパーとコンパウンドで磨いてやることにしました。

 

#400のサンドペーパーに霧吹きで水をかけ濡らします。まあ、濡れればいきなり水につけてもいいと思います。

私はいきなり#400を使いましたが、#250くらいから極軽く磨いておく方法もあるようです。

それでモールの表面を軽くなでるように磨いていきます。汚れやピッチなどが特に端についてますから、この際それもこそげ落とします。
ここで注意するのは一皮剥くくらいのつもりで、軽くやることです。やりすぎてモール表面の樹脂層を破らないようにしましょう。
作業にはドア一枚分に1.5〜2時間かかりますから、一度に30cmくらいのつもりでやってください。特に最初は目立たないようなところで試してくださいね。
さーっと全体をこすって汚れを落とし表面を削ります。

#400の次に#600、#1000とサンドペーパーの目を細かくしていく方がよりよいかもしれませんが、くれぐれも擦りすぎに注意してください。あなたが面倒くさがり屋でなければ、#400の次に#1000くらでやったほうがいいかもしれないです。

水をかけ、タオルで水分を取ります。
するとこのようにちょっと光ってきますが、騙されてはいけません。これはモール表面の小さな傷を水の分子が埋めているために輝いているに過ぎません(たぶん)。水が乾くとすぐに前以上にくすみます。
今度はコンパウンドです。私はボディー磨き用のWILSON「鏡面コンパウンド」という製品を使いました。ホームセンターで500円くらいです。
コンパウンドで磨く前にモール周りをマスキングします。マスキングテープがなかったので黒いビニールテープにしましたが、剥がれやすいので、ちゃんとしたのを買ってきた方がいいかもしれません。
マスキングしないとボディを磨いてしまうのと、サイドモールの樹脂部分とモールの間にコンパウンドの白い液が入ってしまって、こびりついて取りにくいからです。
スポンジに少量つけます。この写真の量でも多いくらいです。
丁寧に磨いていきます。しばらく磨くとすぐに光ってきますが、これまた騙されてはいけません。コンパウンドをふき取って30分くらいするとコンパウンドの水分が飛び、輝きが薄れるので、まだ磨き足らないことに気づくはずです。
何度も何度も根気よく往復させて磨いていきます。ですが、磨きすぎてもいけないので最初はちょっと少な目に磨く方がいいかも知れません。
コンパウンドをふき取っては確かめ、またふき取るということを繰り返していると、このように顔が映るくらいにはなってきます。こうなると、かなりうれしいです(^^)
新品の輝きとまではいきませんが、かなりいい感じです。
でもここまで磨くのにけーっこう疲れるんですよー。フジワラさんも言ってましたが、2〜3週間くらいかけて全部磨き終えるって感じでしょうか?
真ん中でマスキングして比較してみました。もちろん左が磨いた後です。
どうですか、まったく輝きが違うでしょ?(^^)

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