あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記  
  2011.6.11 Xm、アイドリングが不安定で、エンジンストールする対策  

朝、出勤時にエンジンをかけると、アイドリングが不安定で、ストールしそうになることがここ一ヶ月に、何度か発生していました。
エンジンをかけた瞬間に、音と振動でわかります。ぶるぶると振動します。アイドリング回転数はそれほど低くなく、600rpm前後でいつもどおりなのですが、50-100rpmの範囲でばらつきます。
一度エンジンを止めて、再始動すると直るときもあったのですが、大抵は直りませんでした。そのまま走行すると、低速ではエンジンがストールしそうになります。20km/h以上出しているとそんなこともないのですが、それ以下になると振動が出ました。また交差点などで停止すると、Dレンジでは、ストールしそうになり、Nレンジだとなんとか、ストールを回避できました。そこから発車するとき、Dに入れた途端、アクセルを踏む必要があり、一時停止の交差点などでは、大変難儀してました。また、停止中、でストールすることも2度ほどありました。
こうなると、エンジン再始動性が悪くなり、5秒以上セルを回してないと始動しないような状況でした。
この現象は、アイドリング時などエンジン回転数が低いときのみに発生するので、ISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)の制御を疑いました。ISCVは写真白丸部にあります。
ISCVを外すには、少し手が入りにくいので、まずエアコンの高圧ホースを白丸部のフックから外して、浮かせておくと作業がしやすいと思います。

外れ留めがあるので

上から指で強く押さえたまま

コネクタを抜く
ISCVは、Xmの他のコネクタ同様、針金の外れ留めがついています。
この外れ留めを外すのではなく、この連続写真のように、親指で強く押さえるとコネクタのフックが外れ、押さえたままコネクタを引っ張るとスポリと簡単に抜けます。
このとき、エンジンルーム正面から抜こうとすると手が入りにくいので、左フェンダー側から、アクセスするとやりやすいと思います。
コネクタを抜いたら、ISCVの端子に、KUREの接点復活剤を端子に吹きかけて様子見です。
夏になったせいか、2ヶ月経った8月12日現在、再発してません。

2011年のシトロエン日記 [ Home ] [ Up ]