シトロエンXmの崩壊したシフトノブの交換
  あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記  
  2012.6.17 崩壊したシフト・ノブの交換  

シトロエンXmのシフトノブは、シトロエンXantiaなんかと同じで、経年劣化してくると、割れてきます。私のもヒビ割れてきたのですが、そのまま放っておいたらある日、ボロッと大きなかけらとなって、崩壊してきました。ちょうど、2ヶ月くらい前です。
そこで、瞬間接着剤でひっつけて、しのいでいたのですが、また最近、ボロボロと一気に崩壊し始めたんです。10数個のかけらとなって、一気に崩れました。
この写真は2回目に大量崩壊した後で、かけらを集めて、ジグソーパズルのようにして、なんとかまた瞬間接着剤でくっつけた後の写真です。
しかし、触っているとすぐにまたボロボロと砕けていきます。
こうなる前に、つまりヒビが入ってきた段階で革を巻くっていう方法もあるようで、そうしている方々もいらっしゃるようですが、そんな簡単に革を巻く自信がないので、やはり交換するのがてっとり早いと考えました。
しかし、ここで問題なのが、シトロエンXm用のシフトノブは生産中止になっていて、国内在庫なし。供給停止という事態になっていることです。

そこで、いつも助けてくれるkeigoさんが耳寄りな情報をくれました。
「前期型シトロエンXmの形式Y3のパーツ番号のは、代替え品としてシトロエンZX、シトロエンXsara、前期型シトロエンXantiaとかのと同じシフトノブが品番設定されていて、入手可能なので、注文中です。 Y3と後期方のY4で何が違うのか不明ですが、多分交換出来そうと楽観視してます。」 その後、
「何の問題も無く完璧、というよりもまったく同じ部品でした。取り付けしたシフトノブの部品番号は2403H9で左ハンドル用です。右ハンドル用の場合はXsaraのパーツリストから2403J0になるかと思います。(左ハンでしか確認は取れていませんのであしからず右ハン用は自己責任で)」
ってことでしたが、某シトロエン・ディーラーにお勤めのじーじさんに、いつものように無理を言って部品を手配して頂きました。
私のシトロエンXmは右ハンドルなので、2403J0になります。
8,000円(税別)でした。
シフトノブごときに、8400円もという気もするのですが、崩壊しているとどうしようもありません。
来週、1Weekモニターに当たった、Lexus RX450hをレクサスにお借りしに行くとき、シトロエンXmで行き、預かって頂きますので、こんなボロボロのシフトノブはかっこ悪い、それまでに間に合わせたいっていう気持ちも、実は強かった^^;


新品は、keigoさんの言うとおり、表面がサラッとしていて気持ちいいなー。

来たやつは純粋にシフトノブの部分だけで、シフト・チェンジのシフトロック解除のボタンはついてません。オリジナルから外さなければならないようです。
シフト・ノブを外すにはノブにかぶっているブーツを下にずらします。ブーツの口はゴムになっていて、めくるようにすると外れます。私は 少し外しにくいので、薄いマイナスドライバーを挿しいれて、めくりましt。あ


ブーツを外すとT20トルクスねじが見えます。

左右ありますから、外します。
ねじを外したら、シフトレバーのプッシュ・ボタンを少し押してから、レバーを少し下に押し下げ、
90度回転させ、上に引き上げます。
プッシュボタンが引っかかって、でてきません。
ペンチで引き出し、
抜き取りました。
プッシュボタンはこんな構造になっています。

マウスオーバーでメカニズム
こんな形になっているから、90度回転させないといけないことがわかります。
プッシュボタンと元のシフトノブに入っているバネは再利用します。
プッシュボタンの煽動部にシリコングリースを吹きかけて、新しいノブにバネをいれ、挿し込みます。

さっきと逆の手順で、ノブを挿し込み、ねじをつけて、カバーをかぶせます。

新品は気持ちいいーーー(^^♪
オリジナルのシフト・ノブです。ボロボロになっていた表面層をすべて剥ぎ取りました。
これは将来、本革を巻いて、再生しようと思っています。

2012年のシトロエン日記 [ Home ] [ Up ]