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2011.8.22 Xm、アイドリングが不安定・エンジンストール対策2 |
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夏前に、朝、出勤時にエンジンをかけると、アイドリングが不安定で、ストールしそうになることが、何度か発生していました。アイドル時に発生することから、ISCVが原因と推測し、接点復活剤をかけて、様子見をしていました。 ところが、今朝、また発生したのです。この日は、休日や出張で4日間エンジンをかけてませんでした。 この現象が起きるときは、決まってエンジンの始動性が悪いんです。5秒以上クランキングしてないとエンジンがかかりません。そして、エンジンをかけた瞬間に、アイドリングがバラつきぶるぶると車体が振動します。 このままだと途中で間違いなくストールするので、走り出さずに、アクセルを踏んで3000回転くらい吹かしてみて、様子を見ますが、アイドリングは安定しません。 ここで一旦、エンジンを止めて、再度、エンジンをかけてみるも、やはり状況は変わらず。エンジンもかかりにくい。エンジンをもう一度止めて、ISCVに接点復活剤をかけてみました。でもやっぱり状況は変わりません。しかたなく、走り出したらもしかすると安定するかもしれないという浅はかな考えで、そのまま駐車場から車を出すためにバックしたところ、3mほどでストール。やはり・・・。 そこで、もう一度エンジンをかけてみて、ボンネットを開けてみました。何かわかるかもしれないと思ったんです。 見た目おかしなところはなかったのですが、少しいつもと違う音がしています。 カチ・・・カチ・・カチカチ・・カチッって。結構大き目の音がしてたんです。あっ!って思いました。その瞬間。これは点火系だ!って。となると、イグニションコイルが一番怪しい。カチカチ音は、イグニションコイルの電圧が安定してなくて断続的になっているんじゃないか?と。 確かにそのあたりから音がしてます。写真の赤枠がイグニションコイルです。 |
![]() 外れ留めがあるので ![]() 上から指で強く押さえたまま ![]() コネクタを抜く |
そこで、エンジンをもう一度切って、イグニションコイルのコネクタに接点復活剤をかけてみることにしました。 イグニションコイルもやっぱりISCVと同じように外れ留めがついてますから、写真のような手順でコネクタを抜きます。 |
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コネクタを抜いたら、いつものように、KUREの接点復活剤を端子に吹きかけました。そしてエンジンを再始動すると、まず、クランキングは変わりません。5秒以上しないと、かからない。 でも、今度はエンジンがすごく安定してます。やった!まったくぶるぶるしない。これは大丈夫!そう思いました。カチカチの音も言わなくなってます。 帰宅時、エンジンも一発でかかり、アイドリングも安定してました。 |
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後日念のため、コネクタだけじゃなく、センターの点火系に繋がるところにも、吹きかけて置きました。今のところ、この1週間再発はしてません。始動性もいい。 やっぱりときどきはエンジンルームを覗いたり音を聞いたりしていて、普段から、面倒を見てやるって大事ですね。 他にも、イグニションコイルの隣、バッテリーケースに横付けされているイグナイター、オレンジ色の丸いディストリビューター(のローターとキャップ)、プラグ、プラグに繋がるプラグコード(ハイテンション・コード)などが劣化している可能性もありますが、とりあえず、今回はこれで様子見です。 |
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