あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記  
  2011.11.5 フロント・ウィンカー球を交換しました  

フロント・ウィンカーのオレンジが薄れて、白じんできていたのが気になっていました。
そこで、交換しようと思ったのですが、中期、後期Xmは初期型XMと違って、ウィンカーとフォグが一体になっているユニットを簡単には取り外せないので、ためらっていました。
取説を見ても、詳しく書いていなくてそのままでは作業できません。
そこで、車の裏にもぐって、どういう構造になっているのか、見てみることにしました。
もぐるといっても、フロントバンパーのすぐ下なので、車高を最大にして、覗いてみました。
裏から覗いてみて、取説の説明と照らし合わせると、どうもこの白丸のソケットを90度回転させて、ソケットを抜いて電球を交換するようです。
←前側 ちょうどこの赤丸の裏あたりに、ソケットはあります。

しかし、この穴から、ソケットを回すことができません。狭すぎて手が入らないんです。指は入るんだけど、握ることができない。隣の穴から、右手を入れて伸ばしても手が届きません。
この穴の部分を含むパネルを外すと回せそうなんですが、どうやってはずすのかわかりません。

そこで、途方にくれて、またあばん・ぎゃるどスクエアで相談すると、オチさんらがアドバイスをくれました。
オチさんによると、穴に手をかけて車の後方に向かって引っ張りながら、全部の爪を外し、爪が外れたら、今度は前方に引っ張ると外れる、らしいです。
ただ、爪が折れる心配があって、オチさんの車は、来たときには既に爪が折れていたそうなんです。爪が折れるリスクを侵してまで、電球を交換するのもどうかと思ったんですが、オチさんが簡単に外れるとおっしゃっているので、チャレンジしてみることにしました。
で、オチさんが教えてくれたようにやってみました。
穴の手前に指をかけて、後方にゆっくりと押しながら若干下向きに力をかけると・・・
このように前部の爪が外れます。爪は前部に2ヶ所ありますから、片方づつゆっくりと外します。
前部の爪が外れたら、ゆっくりと手前にひっぱると簡単に外れます。
爪はしっかりと噛んでいますが、外すのに固くなく、あっけないくらい簡単にこのパネルを外すことができました。左からやったのですが、右をやるときは、15秒くらいで外すことができました。わかってしまえば、すごく簡単です。
爪はこのように6ヶ所あります。手前が前部の爪です。前部の爪が外れたら、あとは簡単に外れます。

パネルを外すとかなり大きな穴があき、これなら作業がしやすい。

電球はホームセンターで買った昔ながらのKOITOの電球。
小糸7-26 12V21Wです。
ピン角度違いのアーバン球
これが、628円もするんですよ。2〜300円かと思ってた。 
で、穴から手を入れ、コネクタを回転させます。この四角枠の下のドーム状のものを回転させるのかと思っていたら、四角枠のソケットだけを回転させるみたいです。
あら・・・これなら、パネル外さなくても、パネルの穴から指が届いたかも・・・(^_^;)
まぁ、パネルは簡単に外せるから、外したほうが作業しやすくていいんですけどね。
で、ソケットを1/4回転させて、電球を取り替えます。
取り替えた古い電球を見てみると、Xantiaのとき経験したように、案の定、電球表面のオレンジのフィルムは熱硬化して、パリパリになってはがれていました。
だから、ウィンカーが白っぽく見えてたんですね。
パネルを元に戻すとき、裏は泥のような砂利が溜まって汚れていたので、掃除しました。
パネル表側はこのようにキズキズでした(^_^;)
結構、駐車場の段差などで擦るんでしょうね。
電球を交換したらパネルを戻します。
まず、奥の爪を矢印位置にはめ込み、次にゆっくりとパネルを持ち上げ、サイドの爪をはめこんだら、最後に前部の爪をパネルを下から押さえて、はめこみます。簡単です。

向かって左が交換前。右が交換後。

交換前は白っぽい


交換後はオレンジ色が強い
左(向かって右)だけを交換した時点で、交換前後の左右の色の違いを見てみました。
写真では少しわかりにくいですが、明らかに交換後の方がオレンジ色が濃く綺麗です。
左ウィンカーからやったので、今度は右です。
右の頃にはなれてしまって、車高を最大にしたまま、パネルを外して、今度は下に潜り込まず、手探りでソケットを外して交換できました。
わかってしまうとめっちゃ簡単。片方1分かからないです。
実に簡単な作業でした。もっと早く交換しておけばよかったと思います。
オチさん、レクチャーどうもありがとう!

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