あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記  
  2013.4.7 Xmの代車でBXを堪能  

マルチェロ・ガンディーニの手になる独特のデザイン。 シトロエンXmの修理で、京都のアウト・ニーズさんから代車としてお借りしたのが、このCITROEN BX 19TZI BREAK
アウトニーズの社長が普段乗りしているのを、返って来るはずの代車が返ってこなかったということで、貸してくれました。
え?一見さんの私に、これを?
社長の太っ腹としろくまさんからの紹介というお墨付きのおかげだと思います。これを報告すると、しろくまさんもびっくり!
修理が終わる2週間の間、BXを堪能させてもらいました。

初めて運転するCITROEN BX。左ハンドル。左は今のXm以外ずっと左だったので、なれています。
乗り心地に定評のあるBXですから、とても楽しみでした。
その乗り心地は、ものすごく柔らかい、というか、重厚ですね。Xmの重厚さとはまた違った感じです。ゆったりとストロークして、これが古いシトロエンのハイドロの乗り味なんだなっていうような感じです。とてもいいですね。
そして、もう一つ特筆すべきはシート。これまた定評のあるシートですが、かなり着座位置は低く、お尻の位置が下がっていて、膝裏部分は上がっているシートが斜めになっています。これに乗りなれてしまうと、メルセデス・ベンツCクラスに乗り換えると、すごく違和感があります。アイポイントが相当高く感じてしまいます。
エンジンは1.8リッターだけあって、トルクはありますね。音も古いシトロエンらしい低く大き目の音です。Xmよりも音が低く、大きなエンジンを積んでいるように感じます。ただし、トルクや馬力は、Xmよりはもちろんかなり劣ります。
高速では、ベタ踏みでも150km/hくらいしか出ませんでした。
エンジンの振動は大きい。これには閉口しました。ブッシュ類やマウントのやれもあるんでしょうが、信号待ちしているときの振動がかなり酷い。
あとは内装がプラスチッキーなところは、相当古い車という感じがします。
それ以外はとっても好感が持てる車ですね。
ファンが多いのも頷けます。
この名車?に2週間近く乗れたのは、とてもラッキーでした。アウト・ニーズさん、本当にありがとう!

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