パワーウインドー対決 / あばん・ぎゃるど

Xantia VS XM

あばん・ぎゃるど

パワーウィンドー対決　

1995年式Xantia SXと1992年式XMの比較カタログ

　

運転席側スイッチ
Xantia		上が運転席側窓、下が助手席側窓のスイッチです。運転席側の窓の開閉は１つのスイッチで、オートとマニュアルを兼ねています。押してすぐに離すととオートになり、押しつづけるとマニュアルになります。しかし、これは少しだけ窓をあけたいとき、押してすぐに離しますが、オートと解釈され止まらないので、不便です。止めるにはもう一度逆方向に押さないといけませんが、思ったようには止まらない。これが97年式くらいになると逆になっているようです。クリック感は強くて、タッチはいいです。もちろん内部照明付です。
XM		二つある白の○は、運転席側窓のオート開閉スイッチ（一度押すと指を離しても最後まで上下する）です。その間にあるのは、マニュアル開閉スイッチ（押している間だけ上下する）です。オートスイッチが上下方向にわかれていて、かつオートとマニュアルがわかれているのは使いやすいと思います。しかし○スイッチはストローク感があまりなく、かつしばしば接触不良を起こします。私はオーバーホールしましたが・・。またここの内部照明がよく切れます。その右にあるのは助手席側窓のマニュアル開閉スイッチです。
勝負	Xantia	タッチと壊れにくさは評価できます。
助手席側スイッチ
Xantia		アームレストを握った状態のときに、親指でスイッチを操作できるように設計されています。これはよくある設計ですが、やはり使いやすい。
XM		デザインも悪くはないんですが、タッチといい位置といい、まあ、やっぱり古いって感じですかね。
勝負	Xantia	親指で操作でき、タッチもいい。
センタースイッチ
Xantia		両車とも後席の窓の開閉をセンターコンソール付近でも行えます。しかし、Xantiaはその位置が悪く、手を後方に伸ばすような感じになり、使いにくいですね。
XM		XMは位置はいいのですが、いかんせん後席は窓落ち（途中で窓が落下し、２度と上がってこない）するので、使ってはいけない(~_~;)。私は納車依頼、使用禁止にしています。写真で、真中のスイッチは後席パワーウィンドーのロックスイッチです。私は常時オンにしています（写真はオフ状態。オンだとオレンジＬＥＤが点く）。なお、XM-Xの場合は、シートヒータースイッチがこの部分に来るので、レイアウトが異なります。
勝負	XM	デザインと使い勝手はいいので、窓落ちさえなければね・・・。
窓の上下速度
Xantia	(ありません)	運転席側オートにしたとき、Xantiaは開閉とも２秒です。助手席側は２秒です。
XM	(ありません)	XMはとにかく遅い！運転席側は５秒かかります。助手席側なんか、開が５秒、閉は６秒もかかります。Xatniaとは４－５秒の違いとは言え、体感的には結構イライラします。（短気？^^;）
勝負	Xantia	やはり速いほうがいい。

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