フロント：悪くはありません。写真ではよく分かりませんが、ボディ同色(私のはグリーン)のドットと白のドットが入っています。オシャレです。でも96年式までのV-SXはボディ同色の派手でありながら上品なセンスのよい生地でした。それの方がいいです。


リア：マツダものは、確か95年式からリア・ヘッドレストが付いたはずです。西武ものは知りません。

フロント：なかなかかっこいい形です。高級感があると思います。色はグレーに黒のドットです。ちょっとおじさん臭いところはあります。XM-Xだと、黒の本革仕様になります。XMをどうせ買うならXM-Xの方がいいでしょう。値段もそう変わらないし。


リア：バックレストが高く高級感があります。

エクステリア、インテリアと同じく直線的で、かっこいいと思います。

　当たりは柔らかいけど、芯はあると言う感じです。ただし、ウワサほどの柔らかさではありません。厚みもまあまあです。国産車の多くよりはずっといいと思います。ルノー５のシートやルノーメガーヌのシートは感激するほどのものですが、そういう感じを抱いていると期待外れです。もう少し大ぶりな感じがするといいのですが、それでも普通の車より大きい方かもしれません。

　Xantiaよりは少し柔らかい感じです。ただバックレストがXantiaのように垂直方向に丸く凸になっていなくて、逆に少し凹になっている感じなので、背中が沈みすぎて長く乗っていると少し痛くなります。またXantiaのようにランバー・サポートがないのも欠点です。XM-Xはあるらしいですが。
　Xantiaより大ぶりな感じでゆったり座れる点は、雰囲気に合っています。

Xantia

ちょい乗りではXMですが、長く乗るとXantiaの方がいいです。

座面長58cm。横幅：56cm。
背面：57cm。リア背面：62cm。

座面長の計測は、丸みを帯びている座面前端の一番長い部分(中心部)でやりました。ですから、実際に脚が当たる部分はもっと短くなります。

感覚的にはXMの方が大ぶりです。おそらく座面端が写真でも分かるように弧を描いて床方向に向かっているからだと思います。計測は丸みを無視して、真上から直線的に見てやりました。

座面長58cm。横幅：56cm。
背面：54cm。リア背面：67cm。

ステアリングといっしょで、実測してみるとなんと座面長はXantiaと全くいっしょです。背面なんかXantiaの方が長い！

XMは座面前端が直線的で実際に脚が当たる端っこのほうでも、中心部と長さが変わらないことが大ぶりに感じる原因でしょう。丸くないから四角いから面積としてみればこちらの方が大きそうです。

XM

でかい方がこういう物はいいです。

前後、運転席高さ、バックレストの角度、ランバーサポート、ヘッドレスト高さ＋角度。
　前後は座面下のレバーでやります。逆Ｕ字型なので、多くの国産車のようにレバーが右にあるのか、左にあるのか迷わなくてすむのはありがたい。
　バックレストの角度はダイアル式なので、微妙な調整ができて大変重宝しています。日によって洋服の厚みが違うので、たとえばジャケット着てるか着てないかでしっくりこないことがありますが、ダイアル式だとこの微妙な調整ができるので便利です。もうレバー式には戻れません。
　ランバーサポートのダイアルはかなり堅いです。
　V-SXになるともっと調整個所が増えてしかも電動です。

前後、運転席高さ、バックレストの角度、ヘッドレスト高さ＋角度。パワーシートです。スイッチは座面前端左右にあります。バックレストの角度調整が左（助手席側は逆）、前後調整は右、座面高は座面前端左下にあります

写真は、運転席左。手前に見えるレバーはボンネット・オープナー。トランクじゃないよ^/^

XM

パワーシートの方がいいです。

ヘッドレスト高さ調整。アームレスト付き。６：４分割可倒式。アームレストからのトランクスルー。

ヘッドレスト高さ＋角度調整。アームレスト付き。
やっぱり、６：４分割可倒式がないのはつらいときがあります。アームレストからのトランクスルーもあった方が便利。

前席ELRプリテンショナー付き３点式シートベルトで高さ調整付き。リアはELR付き３点式。センターは２点式。
リアのシートベルトはバックルを差し込むところが奥に引っ込んでいるので、ものすごくしにくいのが欠点。

前席ELR付き３点式シートベルトで高さ調整付き。リアはELR付き３点式。センターは２点式。フロントシートベルトの巻き込み力が足らず、はずすとダラんとしがちで、ドアを閉めたときはさみ込んでしまう。これは単に古いからか(^^ゞ

プリテンショナーはいる。