橋本さんの意欲作
〜日本初?ハイドラクティブECU
       &エレクトロバルブ動作チェッカー〜


980927.jpg (14071 バイト)

雨を避けて、東屋でハイドラチェッカーの解説を受ける築谷さん。

 この頃、篠原さんは松下さんと二人で、雨の中でスフェア交換。他のメンバーはこの東屋で雨宿り。あぁ、無情・・・(T_T)
外観 (9533 バイト)  これは、橋本さんがハイドラクティブECUの動作を確認するために自作した装置。

 XMは、ハイドラクティブECUが故障して、常時サスロックしてしまう故障が多発していた(る)らしい。しかし、ECUが壊れているかどうかを確実に診断することは、素人ではなかなか難しいという問題がある。
 そこで、自動車屋さんであるCMLのしぶやさんから壊れたECUの提供を受け、回路図をおこし、作成した意欲作が、これです。
 写真で見えている赤と黒の端子をバッテリーにつなげて電源を得る。右に見えている2つのコネクターはハイドラECUにつなげるもの。その他に、エレクトロバルブに接続して、エレクトロバルブが断続するかどうかのチェックも可能とのこと。すばらしい!!

hydchk2.jpg (10462 バイト) ハイドラECUが判断するパラメータをスイッチやボリュームでシミュレートしECUに伝え、ECUが判断した結果を電流計や電圧計で確認することができる。これにより、ハイドラECUが故障しているかどうかを確認できると言う画期的な装置です!

 左から順に、ハイドラクティブのモードス切り替えスイッチ(ATシフトレバーの左にあるスイッチの代わり)、テールゲートの開閉、ドアの開閉、ブレーキのON/OFF、ボディームーブメントセンサーの代わりのスイッチ、ステアリング舵角センサーの代わりのスイッチ、スロットルセンサーの代わりのスイッチ。
 その他に、スピードセンサーの代わりのスイッチ&ボリュームなどがついていたりします。

chknaibu.jpg (12563 バイト) 内部は意外に簡単な作りです。といっても、私にはさっぱりわかりませんが・・・^^;

緑色の抵抗はアディショナルスフェアをON/OFFするエレクトロバルブの代わりの抵抗です。橋本さんによると、どうもこれが本物じゃないのが原因なのか、動作に納得がいかないそうです。

ecu.jpg (18009 バイト) 初めて見るハイドラECUの中。これまた意外に簡素な作りだ。これが11万だなんて、信じられない。

このECUが渋谷さん提供の壊れたECU。素人目には壊れた様子はない。

ecu2.jpg (9116 バイト)  橋本さんによると壊れたECUは、このトランジスタの足元の樹脂が焦げていたが壊れておらず、その横のダイオードがオープン不良であったとのことです。

 かといって、そのダイオードだけを取り替えればいいかと言うと必ずしもそうではなく、上の写真の大きい黒いLSIが壊れていたりもするので、難しいそうです。


[ Home ] [ Up ] [ XMオフ 9809〜スフェア交換 ] [ XMオフ 9809〜ハイドラチェッカー ] [ XMオフ 9809〜温度センサー ] [ XMオフ 9809〜スピードメーターの震え防止 ]