あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記  
  2009.9.27 シトロエンXmのヘッドランプをHID化してみました  


一般に、バーナーを留める台座(銀色部)の穴(白矢印部)に加工が必要になることが多い
【シトロエンXmのHID化の必要性と実行上のハードル】
シトロエンXmのヘッドランプは暗く、晴れていてもあれ?ライトほんとに点いてる?ってライトスイッチを触っちゃうくらいのものです。以前の銀XM-Xのときなどは、ヘッドライトが暗すぎて、車検がギリギリだったとショップから言われてました。雨の日などは特に不安になるので、HID化するユーザーも多くいます。私も興味がありました。
しかし、私にとってHIDキットは次のような懸念点があり、二の足を踏んでいました。

1. HIDキットは数万円(3〜5万円)と高価
2. バーナー(バルブ)を留める台座に加工が必要(バルブ挿入穴径を大きくするなど)
3. バーナー長(a)が長過ぎると、ヘッドライト・ロー・バルブ前にあるXm特有の遮光傘に干渉する
4. バーナー台座より後ろの長さ(b)が長過ぎると、バルブ後ろのキャップに干渉し閉まらない
5. バルブ後ろのキャップに穴開け加工が必要
6. 開けた穴への防水、防塵対策が必要
7. バラスト(昇圧装置)を固定するために、車体などへ穴あけが必要
8. これら加工が素人には困難で、ショップ作業になり加工賃が心配

ロー・ビームを横から見た断面図。左が前方。右がエンジンルーム側。aが長いと、ローバルブ前にある遮光傘(赤線部)に干渉してしまう。

bが長いとこのキャップに干渉してしまう。このキャップを外すと一番上の写真のような中身が見える
【HID化のいきさつ】
そんな折、あばん・ぎゃるどスクエアで、MAKOさんから「シトロエンXmにぴったり適合する格安のHIDをヤフオクで見つけて、実装に成功した」とのご報告を頂きました。今まで1万数千円のHIDを購入してシトロエンXmに実装したという話は聞いたことがあって私も購入しようとしたのですが、ショップで装着してもらっているケースが多く詳細がわからないので、懸念点2〜8が払拭できず諦めていました。
しかし、今回ご紹介いただいたHIDは私の懸念点のほとんどがクリアされていました。

1 .左右1セットで3,760円と超格安
2. 台座加工が不要(シトロエンXmのH1バルブの台座と大きさ、形状がまったく同じ)
3. バーナーは遮光傘に干渉しない
4. バーナーの後ろもキャップに干渉しない
6. 防水、防塵対策用ゴムキャップが付属している
7. 両面テープで済ませた

とのことで大変な朗報でした。
唯一5のキャップへの穴あけは必要ですが、これについてはMAKOさんは特別な工具を使わず、大き目のナイフで開けたということでした。これなら私にも装着できるのではないかとワクワクしてきたわけです。
また、この報告をご覧頂いたMさんが、HIDを買ってリレーまで取り付けたけれど点滅して使い物にならなかったという報告をされていましたので、何よりシトロエンXmでの実績があることが大事なわけです。



バーナー(バルブ)×2
バラスト×2(イグナイター内蔵型)
取り付けネジ×1式
英語説明書付きが消費税、送料込みで4,998円と超格安。

【商品選定の理由】
HIDを選ぶときは、バルブタイプ、明るさ(W)、色温度を指定します。
まず、バルブタイプはシトロエンXmの場合は、H1ですので、選択の余地はありません。
次に、明るさについては、H1の場合、35Wと55Wを選べる場合が多いようです。MAKOさんにご紹介いただいた商品は35Wタイプでした。どうせなら明るいほうがいいと思ったので同じ商品シリーズの55Wタイプを調べると、バーナー長が35Wより長いことがわかりました。そうなると懸念点3、4が出てきますので、55Wは選択肢から外しました。
最後に、色温度については、MAKOさん装着と同じ6000Kを選択しました。色温度は明るさとは関係ないと言われていて、色合いになります。色温度が明るくなるほど青っぽくなるようです。6000Kだと白もしくは少し青っぽいそうです。一般に4200Kから10000K以上あるようですが、車検に通るのは6000K以下と言われています。だからといってこの商品が車検に通るという保証があるわけではありません。本当は5000Kくらいがよかったのですが、今回の商品のシリーズにはなかったので、6000Kを選択したわけです。
しかし、私は欲深い人間です。MAKOさんご紹介の商品3,760円よりもっと安いものがあるのではないか、と考え、H1/35W/6000K以下という条件で、他の業者のものも調べてみました
確かにそれ以上安いものがありました。2,000円くらいで落札されていたり、場合によっては1円でも落札できるのではないかと思える商品もありました。
ところが、送料がMAKOさんご紹介の業者は全国一律1,050円なのに対して3,000円もしたり、初期不良に対する保証期間が、1週間に対して3日間だったり、よく見る落とし穴がある場合が少なくありませんでした。
また写真では同一商品に見えても実際には違っているという可能性もあり、やはりMAKOさんが実際に購入されてシトロエンXmに装着できたという実績のある商品でないと安心できません。1,000円、2,000円くらいの価格差なら安心感の方がはるかに価値があります。
さらに、多くの業者の支払方法が代引きのみなのに対して、この業者はYahoo!かんたん決済が使えます。つまりクレジット支払いや銀行振り込みができるのです。かんたん決済のもうひとつの利点は、ヤフーのポイントが使えることです。私はかなり貯まっていたので、今回、
3,760円(商品)+188円(消費税)+1,050円(送料) = 4,998円
全額をポイントで支払えました。
「最新デジタルHIDフルキット H1/6000KEMI対策」の35Wのものです。horieshop2009というストアIDの業者です。
安物は、すぐに壊れるという話もありますが、この金額なら壊れてもまた買えばいいわけですし、壊れている間もともとのハロゲンバルブに換装するのもたやすいわけです。バーナーのみ、バラストのみ単体で2000円くらいで売っていますので、数万円もする高価なものは安心ですが、壊れたらそうやって単体でつないでいくというのもアリかと判断しました。
【商品到着後の観察】
バーナーと呼ばれる発光体の方(キセノンガスが封入されていて高電圧をかけると発光する)は、保護キャップに包まれています。
取り出すと長さは結構長い。ここの長さや、発光体の下の黒い部分の長さがうまく適合しないと、装着できないわけです。これを見ただけでは、シトロエンXmのロービームの前の遮光カバーおよびカットレンズ板に当たるのではないかと思えるのですが、そこはMAKOさんの実績があるので安心です。
付属マニュアルによると、ハロゲンバルブに比べて、
消費電力:40%以上少ない
明るさ:3倍以上
寿命:2500時間以上(ハロゲンを400時間として)
などの特徴があるそうです。
H1バルブと比べてみるとこれくらいの長さの違いがあります(写真左)。
MAKOさん報告どおり、台座の形状がH1とまったく同じ(写真右)。懸念点2.の心配無用。
バラストは、落札前の写真でのイメージと違いズシリと重く、裏は鏡のように輝いていました。
懸念点6.の防水(?)、防塵用キャップも付いています。
バラストに接続するコネクタは、防水仕様になっています(写真左)
全体はこうなっています(写真右)。
【HID装着作業の段取り】
作業には、段取りが必要です。段取り1.と段取り2.は商品到着前にやっておくと効率がいいと思います。
段取り1. バルブ後方のランプ・キャップに穴を開ける
ヘッドライト・キャップに穴を開けます。穴は、バーナーからバラスト間のケーブルを通すために必要です。今回はヘッドライト・ロー・ライトをHID化しますから、フェンダー寄りのキャップをねじって外します。この写真は、右ヘッドランプを裏から見たところです。2つみえるキャップのうち、フェンダー側(写真で右側)を外します。外すには普通に反時計回りにねじるだけです。
これは、左ヘッドランプを裏からみたところ。矢印の手が届きにくいほうが、ロー・ライト側です。
こっちは右と違ってすっごく固くて、なかなか回らず、苦労しました。軍手では滑るので素手で気合を入れて回したところ、やっと回りました。ちなみに私は握力42くらいしかありません。
マニュアルによると、21mmの穴を開けます。防水キャップの該当部外径が実測22.8mmでしたから、少し小さめに開けるということになりますが、リップ部が実測34mmでしたので、30mmくらいまでなら大きめに開けても大丈夫だと思われます。
実は、穴を開けてあるキャップをハイドラクティブECUを格安で譲ってくれたsalさんから頂いていました。salさんの廃車にした中期XmがHID化してあったとのことで、それを無償で下さったんです。重ね重ねありがとうございます。この穴をどうやって開けたかはわかりません。ただMAKOさんの場合は、大き目のカッターナイフで開けたそうです。
頂いた穴あけ済みのものと、私が外したキャップの比較です。これくらいの穴です。

穴を開けると、埃が入ってきますから、HID装着作業前までは、、布テープなんかで穴を塞いでおくといいかもしれません。
段取り2. バラスト取り付け位置の検討
バラストを置く位置を検討します。置く位置を商品が来るまでにイメージしておいた方がいいと思います。
位置は、ヘッドライト右側(正面向かって左側)と左側(向かって右側)のそれぞれについて、どこに固定すればいいのか、検討します。
私がmixiでHID化された方に教えてもらったのは、ヘッドライト右はこの丸印あたりに、ねじ止めで固定することでした。ECUボックスなら樹脂製なので穴も開けやすそうです。でも穴を開けるっていうのがちょっと私には面倒です。両面テープも考えましたが、バラストが結構重いのでいづれずり落ちてきそうな気がしますので、他にもないか考えました。
次に考えたのは、この手のひらの位置です。この面に裏から固定できないか?
しかし、面積はいいんですが、水平でなく段差があるので固定しづらそうです。両面テープではとても無理だし、ねじ止めでもちょっと難しそうです。
あばん・ぎゃるどスクエアで相談すると、このヘッドライト裏の水平面に両面テープで固定したとのことでした。ケーブル類でよくわからなかったのですが、言われてみればちょうどバラストを置くのに適当なスペースがあります。
右も同様にヘッドライト裏水平面にちょうどいいスペースがあります(この写真は設置後)。
しかし、ここの水平面はボンネットとフェンダーの間からの雨水路になっているようです。
写真では写っていないのですが、2つ上の写真の白四角で囲ったケーブルの下あたりに、排水口が2つあり、またもう少しヘッドライト側の角にも小さな穴があります。バラスト設置において少し心配ですが、とりあえずこれらの位置にバラストを設置することにしました。
これは後日、実験でさらに詳細検証しました。

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段取り3. HID点灯テスト
HIDが到着したら、まず点灯テストを行います。この業者の製品は、到着後1週間の初期不良に対する保証が付いています。海外製品なので、品質に問題があるかもしれませんので、1週間以内に点灯テストを行った方が安心だと思います。私の場合は、到着指定日を金曜日にしておいて、翌日の土曜日に点灯テストができるようにしておきました。
点灯テストをするには、今ついているH1バルブを外し、そのコネクタにHIDバーナーからの線を接続します。ボンネットを開けて作業をしますから、エンジンが冷えているときでないと、火傷などの怪我をしやすいので、注意してください。
1. バッテリーのマイナス端子を外します
バッテリーの端子を外せとは、マニュアルに書いてないのですが、別の製品の手順をネットで見たとき、安全のために、マイナス端子を外せ、とあったので、それにならうことにしました。
2. HIDバーナーをキャップに通す
保護キャップを一旦外し、バーナーをキャップに通します。バーナーのガラス面を触れないように注意します。ハロゲンランプでも同じですが、一般にバーナーのガラスは点灯すると高温になりますが、装着作業中にガラス面に指で触れると、指についている人間の脂がガラスに付着し、点灯時にその部分がより高温になり、ガラスが破裂する恐れがあるとされています。私は万が一を考えて、新品の軍手をはめて作業をしました。軍手だと糸くずがつくかもしれないので、綿手の方がいいかもしれません。

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3. 防水・防塵キャップを穴に通す
バーナーの保護キャップを再び付け、防水・防塵キャップを穴に入れます。

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4. 穴を開けたヘッドライト・バルブ・キャップを外し、赤コネクタを抜く
キャップを外すと、赤いコネクタ(白矢印)が見えますので、これを抜きます。
5. スプリングを外す
次に、スプリング(黄矢印)を台座に押し付けながら両側に開けるように外します。
6. H1バルブを抜く
スプリングが外れると、赤コネクタに刺さっていた、H1バルブが抜けます。
次に、HIDバルブを接続しますが、ここで問題発生です。
付属マニュアルによると、バーナーから出ている赤(+)と黒(-)の線を、元のバルブに挿さっていた赤と黒のコネクタに挿すとあります。この写真の赤の線を、先ほどH1バルブが挿さっていた赤コネクタに接続します。次に、黒の線は・・・と・・・。あれ?これを挿すところが見当たりません。ボディー・アースでもするのかな?と思って、あばん・ぎゃるどスクエア相談すると、Mさんが教えてくれました。2つ上の写真の青矢印がコネクタになってるそうなんです。

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7. 黒コネクタを抜く
3つ上の写真の青矢印部をラジオ・ペンチで引っ張って抜きました。
今までH1バルブを何度も抜いたことがありますが、こんなところにマイナス端子があるなんてまったく気づきませんでした。Mさんに教えていただかなかったら一生気づかなかったと思います。写真でははっきり見えていますが、これはキャップを外して上から覗いた角度ではここは死角になって見えないんです。

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8. 赤線、黒線を車体側バルブ・コネクタに接続する
HIDから出ている赤線を、先ほど抜いたXmの黄色(赤コネクタ)に、黒線をXmの黒色線のコネクタに差し込みます。
9. バーナーから出ているコネクタをバラストに接続する
バーナーから出ているコネクタを、バラストに挿しこみます(右)。このとき、+と−の表示に気をつけます。−表示がある方(上側)をコネクタの黒線がある方に差し込みます。

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10. バッテリーを接続し、エンジンをかけ、ライトスイッチをON!
ばっちり点灯しました。
この写真では、保護キャップがついていますが、ものすごく熱くなって溶け出すかもってくらいになりましたので、キャップは外しておいたほうが良かったと思います。10秒程度ならぎりぎり大丈夫でした。
ライトスイッチを切り、エンジンも切ります。
【HID装着作業手順】
1. バーナーを挿入し、スプリングで固定し、キャップを閉める

ここまで済んだら、終わったも同然。点灯テストで熱くなったバーナーの温度が下がるのを待って、バルブ穴にバーナーを通します。まずは右ヘッドライト側。
しっかし、これがまた難儀・・・。なかなか入らないんですよ。夕暮れも近く焦ってたので、写真撮り忘れました。ごめんなさい。バーナーの太さと穴がギリギリというか、穴径が合わないのか?って思って諦めかけたくらいなんです。この銀の台座を外して穴を拡大しなければ無理なんじゃないかと・・・。でもMAKOさん穴を加工したとは書いてなかったし・・・、なんでやーー!って焦ってました。
で、そうこうしているうちに、スコッと入ったんですね。バーナーの向きや挿入する穴位置を微妙に調整しているうちに。あ、やった!って、もう地面に座り込みそうになりましたよ。15分以上悪戦苦闘してた感じで、写真だからはっきり見えてますけど、実際に作業すると狭いし、手元はよく見えないし、肩が凝ってくるし・・・。知恵の輪でしたね。
で、後からMAKOさんのブログ見たら、なんと!!「右はバーナーが台座の穴を通過するときに引っ掛かるので、穴の内側をペンチで曲げただけで入りました。」と書いてありました・・・(^^ゞ
いやー、気づいてなかったです。ちゃんと読まないといけないですね。しかも、このMAKOさんの写真をよく見ると、銀の台座が外してあるように見えます。すごいな、この台座どうやって外したのかな?ランプをユニットごと外さないと、作業が困難な気がするのですが、外したのかな。
で、左は何事もなかったかのように、スコッ!と一発で入りました。MAKOさんの記述通りです。右と左で穴の形状が微妙に違うんでしょうね。自信をつけるために最初は右ヘッドライトからやるのではなく、左からやった方がいいかもしれません。
バーナーが入ったら、スプリングで固定して、キャップを閉めます。コードがごちゃごちゃしてますけれど、そのまま適当に曲げてキャップに押し込みました。+側コネクタは保護されてるので、ショートは大丈夫だと思います。
2. バラストの固定
バラスト設置する水平面をパーツクリーナーで脱脂し、汚れを拭き取りました。
バラストは防水仕様になっているとはいえ、雨水が当たらないようにしたほうがいいので、バラストの裏に5mm厚のゴム板を両面テープで留め、それを水平面に固定することにしました。
ただし、排水口を一部ふさいでしまうのと、両面テープに水がかかりますので、耐久性に問題がありそうです。とりあえず、これで様子を見ようと思っています。
しかし、案外バラストをここに置くのが難儀しました。ECUの蓋やケーブル類が邪魔で入らないんです。排水口のことを考えてできるだけ、ECU側に設置したかったんですが、バラストが結構厚いので、うまく置けないんです。そこで、ECUの蓋をこの写真のように外しました。この蓋は初期型XMと違って、外れにくいんです。蓋の形状も初期型とは下方が違います。その理由はこの写真で右側にある大きな銀色の装置にあります。これは初期型にはなかったもので、何をしているものかわかりませんが、やたらでかくて、これにつながるケーブルが下から出ていてこれがでっぱっているので、蓋もその部分が出っ張っています。このケーブルがひっかかってうまく蓋が外れないんです。
バラストとバーナーを繋ぐケーブルも、邪魔なのでこれも作業途中で抜きました。もう一度接続するときは、赤と白を間違えないようにします。白いタグがついている方を赤線に繋ぎます。
なんとか置けました。設置にあたっては、白丸にあったケーブルを白丸のアタッチメントから外してから設置しました。
蓋を閉め、ケーブルをアタッチメントに戻すとこんな感じで、かなりキューキューです。
蓋も閉めるのは、開けるのより難儀しました。あの銀色の箱のケーブルの下にうまく蓋の下側が入り込まないんです。クリアランスが足らなくて。そこで、銀色とその横の緑と茶色の部品を横一文字で留めているバンドごと外し、上にずらすことでようやく蓋がしまりました。この蓋、外しちゃだめですね、やっかいなことになります。
右は比較的簡単ですが、ここもヘッドライト寄り左右に雨水の排水口がありますから、ここを避けます。途中で微妙な段差があり、ぴったりとは両面テープで固定できず、少しぐらぐらしています。周りがきついので動き回ることはないのですが、やはりこっちも固定方法について、後日の再検討が必要のようです。

マウスオーバーでハロゲンと比較
【点灯】
早速、点灯して試してみます。
夕暮れ時ですが、青っぽい光に見えます。下のハロゲンのフォグランプとの色の違いが鮮明です。
すっかり夜になってから撮ってみました。実際に見えるのと若干違います。実際に近い撮影モードが見つかりらないんです。実際はハロゲンは茶色、HIDは青っぽく見えます。
違う角度から見てみます。やはり青っぽくクールです。

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HIDで照らし出される夜の世界は、明るく青白っぽい感じです。拡大すると左端のポールが8本以上見えています。

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これはハロゲンバルブでの同じ場所を撮影したもの。撮影時間帯が違いますが、拡大すると左端のポールが6本ほどしか見えていません。
正確に言うと、撮影ポイントが上の写真と1ポール分ずれていますが、ポール間隔は一緒なので、気にしないでください(^^ゞ
HIDパッケージ裏にあった照射範囲と色温度のハロゲンとの比較です。
ハロゲンに比べて明るいだけでなく、照射範囲も広いことがわかります。それは上の実際の写真からも実感できます。
色温度は白線部が6000K。ハロゲンは3200Kほどらしいです。
走行した感想は、とっても明るくて見やすいことです。ハロゲン55Wに対して35Wなのに、HIDの方がはるかに明るく感じます。
全体に照射される世界は、ホワイトですが、少し青っぽい感じです。ハロゲンより色温度が高いことで見やすく感じます。対向して歩いてくる歩行者を今までより早く発見できた、と実感できる場面が何度もありました。色温度と見える世界の違いは、別の業者のサイトですがこちらをご覧ください。
この価格でこの効果。大変満足しています。情報をご提供くださったMAKOさん、途中でアドバイスをくれたMさんにあらためて敬意と感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。

後日、バラスト取り付け位置変更したので、こちらもご覧ください。

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