あばん・ぎゃるど | ||
シトロエン日記 | ||
2011.12.30 シトロエンXmのエンジンがぶるぶる振動する対策(デスビのチェック) |
![]() |
今朝から、急にエンジンをかけるとぶるぶる震える症状が再発しました。再発といっても、今までと症状がいくつか異なります。 まず、エンジンかけるとぶるぶる振動が発生するのは今までと同じなんですが、エンストはしません。停車中から、アクセルをゆっくりと踏み込むと、ぶるるるるるって振動は大きくなるんですが、エンストはしないんです。今までなら信号待ちや合流時に停車中にエンストしていました。 次に、走行中もエンジンがぶるぶる震えていて、気持ち悪くなるくらいです。以前の症状では、走行中は安定していて、エンジンが震えることはありませんでした。 最後に、今までは出たり出なかったりの症状でしたが、確実に毎日ずっと続いていて、やまることがない。何かが壊れた感じです。 どこからどう見ればいいのか、さっぱりわからず、年末年始だし、車を使いたいので、なんとかならないかと以前やったようなイグニション・コイルのコネクタへの接点復活剤はやりましたが、まったく変化なしです。 1気筒死んでるとこういうぶるぶるになると聞いたことがあるんですが、それはもっとひどいぶるぶるなのか、どうやったら確認できるのか、それもわかりません。 ディストリビューターを疑ってもいるんですが、5年前の購入時にローターとキャップ、プラグ、プラグコードセットは交換してもらってありますので、そんなすぐにダメになるのか?と思ってます。 そこで、あばん・ぎゃるどスクエアにヘルプしてみました。 すると三冠王が、早速ヒントをくれました。 「6本あるプラグコードを、デスビなりプラグ側なりで順番に1本だけ外して走ってみる。何も変わらないコードがあればそれが死んでいる証拠です。」 なるほど、そうか・・・ってんで、プラグ・コード(ハイテンションコード)を外してみることにしました。 |
![]() |
さて、プラグコードを外すには、三冠王の言うように、エンジン側かデストリビューター側のどちらかを外すことになります。エンジン側を外すには、エンジンカバーを外さないとならないので、面倒です。 そこで、デスビ側を外すことにしました。 デスビ側のコードを外すには、デスビを覆っているカバーを外す必要があります。このカバー、以前から何度か外そうとしたことがあるのですが、プラグコードの外れ留めが、外れなくて、諦めていましたが、今回はそうも言ってられません。 狭いところにあるので、どうなっているのかよくわからないのですが、単純にこの写真で時計回りに回転させるだけのように見えますが、これが固くてびくともしません。 |
![]() |
そこで、仕方なくペンチでつまんで、無理矢理引っ張ったら、外れました(^^;) 外れたら、コードをカバーから抜いて、カバーを外します。 |
![]() ![]() |
デスビのカバーのコードの外れ留めは、こんな風な構造になってました。 やはり引っ張って外す構造でした。 なお、カバーに何番のプラグに繋ぐかのコード番号がついてますが、あまり気にせず、このとおりでなくても全然問題ありません。 |
![]() |
カバーは、デスビのケースへの簡単な外れ留めがついてますので、コードの外れ留めを外したら、ここを手で持ち上げて、外します。カバーを外すには、エアコンの高圧ホースが邪魔ですので、一番上の写真のようにすると、外しやすい。 |
![]() |
ケースを外すと、デスビが見えます。 写真では見えませんが、デスビのケース横にはそれぞれどのプラグにつなぐかの番号がついています。この番号とプラグに繋ぐ番号を間違えると、エンジンがぶるぶるしたり、パワーがちゃんとでない状態になります。 コードには、既に納車時にアウトニーズさんがコードに番号を書いておいてくれてました。 この写真ではわかりやすいように番号を注記してみました。Bというのはイグニションコイルに繋がるベースコードです。 |
![]() ![]() |
三冠王のアドバイスどおり、一本一本抜いてはエンジンをかけて、振動などの変化を見て行きました。 当たり前ですがB以外どれを抜いてもエンジンはかかりました。 しかもどれかを抜くと今よりも振動が激しくなりましたが、想像していたほどの振動ではありませんでした。動かしてないので、見た目と触覚だけで判断しました。 ただ、3番を抜いたときは、心なしかあまり振動に変化がないような気もしましたが、よくわかりませんでした。 ただ、4番を抜くと、デスビなのか、イグニションコイルなのか、カチカチ言います。これは、前回、ボンネットを開けて、カチカチと異音がしていて、イグニションコイルのコネクタに接点復活剤をかけてなおったときの音と同じです。 何の音なのか?何か火花の飛び方が不整脈のようなそんな音です。でも抜かなければそんな音はしません。 さらに、デスビコネクタにすべて接点復活剤をかけたのですが、症状は変わらず・・・。 うーん・・・まいった。デスビじゃないのか・・・。 デスビは、5年前の納車時に交換してもらってあって、そのときから4万キロしか走ってないので、そんな早く傷むものなのか・・・という疑問もあって、今回は外してまで、中を見ませんでした。時間のあるときに見てみようかと思ってます。 で、困っていたら、なんと三冠王が、新品のイグナイターとイグニション・コイルを貸してくれるというのです。めちゃくちゃありがたい支援です。問題の切り分けに大変有効です。 この続きはこちら。 |
|
2011年のシトロエン日記 [ Home ] [ Up ] |