シトロエン日記 2000年1月

2000.1.14 XMの車検

 1992年式XMを2年前に購入して以来、初めての車検です。車検に出したのはいつものドリームオートさん。安いなぁ、ここは。ほんと安いよ。主な部品代は定価から5%引きにしてくれています。(^^)

車検費用

整備内容/部品名 数量 部品定価 部品単価 部品代 技術料
車検整備基本工賃         33,000
エンジンオイル 7 1,000 1,000 7,000  
エンジンオイルエレメント 1 2,540 2,413 2,413  
高圧ポンプベルト交換 1 920 874 874 2,200
エンジンマウント交換         17,000
エンジンマウント(アッパー) 1 29,500 2,8025 2,8025  
エンジンマウント(ロアー) 1 20,300 19,285 19,285  
メイン・アキュムレーター、
ブレーキ・スフェア交換
2 7,620 7,239 7,239 9,000
LHMオイル 1.5 1,700 1,700 2,550  
ATF交換、
ATFストレーナー清掃
4 1,200 1,200 4,800 2,000
左ブレーキランプ警告灯修理
(コネクター接触不良)
        無償ービス
アンダーコート 1 1,500 1,500    
ブレーキクリーナー 1 1,800 1,800    

合計

82,725 63,200

 

車検諸費用 費用
重量税 37,800
車検印紙代 1,100
自賠責保険(24ヶ月) 27,600
車検代行料 10,000

合計

76,500

 

部品合計 82,725
技術料 63,200
車検諸費用 76,500
消費税(5%) 7,296
合計 229,721
値引 721
総計 229,000

整備で指摘してもらったこと(メカの方のメモから)

最近、地面のオイル漏れのチェックを怠っておりましたところいろんなオイルの漏れ、にじみが発見されました。

LHMにじみ

ATFにじみ

エンジンオイルにじみ

一度したに潜って自分の目で確かめておこうと思っていますが、何しろ最近は寒くて・・・(^_^;)

またそのほかにもいろいろ指摘してもらいました。

右ヘッドライトの光量不足

フロントブレーキパッド残量半分

サイドブレーキワイヤーの亀裂

ファンベルト、クーラーベルトの亀裂

 

パワステが軽くなった

 ここ数ヶ月、そえきり時や微速時にパワーステアリングがかなり重いという現象が出ていました。URUさんらの情報によると、ブレキーキアキュムレータが寿命になると、メインアキュムに負担がかかりステアリングが重くなるらしいんです。また逆にメインアキュムが寿命になると、ブレーキアキュムに負担がかかり、ブレーキの油圧が一定にならないのかもしれません。URUさんはそれでメインとブレーキ球を交換したらステアリングが軽くなり、乗り心地もスムースになったそうです。
 私は今回その情報を信じ交換してみましたところ、ステアリングは元のように軽くなり、ブレーキが脈打つ現象もなくなりました。乗り心地もスムースになった気がします。通常はメインアキュムやブレーキアミュムを交換しても、乗り心地に影響はないというように言われていますし、TRAINING MANUALにも「規定以下になると、サスペンション・スフェアの場合は乗り心地が悪くなり、メイン・アキュームレーターの場合は油圧の保持能力が低下します。」と書かれており、乗り心地が悪くなるとは書かれていません。
 しかし、油圧の保持能力が高まるので、サスペンション・スフェアに供給する油圧がより一定になることによって、乗り心地に影響するのかもしれません。あ、これはド素人の勝手な推測です・・・信用しないように(^_^;)

 メインアキュムとブレーキアキュムを自分で交換しようと思いましたが、Guest Bookなどできくとかなりやっかいらしいということであきらめました。まず、すごく堅いらしいです。また取り付け位置がやっかいなとこりにあり、クリアランスがなく周りの部品などを外さないとうまくいかないそうです。

 なおメインとブレーキアキュムはまったく同じもので、仕様は、
  容量:400cc
  圧力:62 (+2 -32) kg/cm^2 です。

 

エンジンマウントの交換

 エンジンマウントを上下交換しました。といってもいわゆるダンパータイプというやつではなくて、吊り下げてたりするやつです。ダンパータイプのものも交換するとかなり効果があるらしいのですが、工賃が高そうなので今回はパスしました。

emounta.jpg (8028 バイト)写真の赤丸部が交換したエンジンマウント・アッパーです。
場所はエンジンルーム向かって左側で、ホイールボルトレンチ(黒)の下にあります。見えているスフェアはフロント右スフェアです。

赤丸部に丸いゴムが見えますが、中古XMはたいていこのゴムがスカスカになっていて、向こう側が見えてたりします。つまり肝心のこのゴムが劣化しボロボロになって落ち、ほとんど残ってない状態です。私のもそうでした。こうなったら交換です。

 

 

1finger.jpg (5848 バイト)さてその他にエンジンマウント交換の目安は、ホイールボルトレンチとアッパーマウントの間の隙間に指が何本入るかでわかります。正常なら写真のように指が一本しか入りません。これを「ワン・フィンガー by 松下」と呼びます。私のは交換前は2フィンガー半くらいありました。

 

 

 

 


2000.1.22 Xantiaのブロワー非動作の暫定対策を試みた

 以前から、XantiaにはAUTOにしてもマニュアルにしても、風が出てこないことがありました。あるいは突然、送風が止まったりするんです。CMLなどの情報によると96年式くらいまでのお約束なのかもしれませえん。多くの個体に発生しています。
 原因は、ファンスイッチの接点不良のようです。中のプラスチックが大電流により溶けてしまうことによるものだとか・・・。しかしこのスイッチは、イグニッションスイッチと一体化されていますので、イグニッションユニットの交換となるようです。このとき、当然左右フロントドアのキーシリンダーも交換しないとキーが2種類いるので、計6万ほどかかってしまいます。
 OHを試みた方の報告(知る限りネット上で過去に1件)では、作業中にユニットのプラスティックが割れて崩壊し、再生不能になりエンジンをかけることもできなくなったそうです。試みない方が無難なようですね?

 さて、私のXantiaは今までは夏場によく発生していたのですが、今日は冬なのに発生しました。暫定対策として、いままではエンジンを切ってから、再度かける(場合によっては何度も)と直っていました。噂によると、エンジンがかかっているときに、キーを左右に少しだけ動かしてみるといいらしいということでした。今日は走行中に突然止まるという現象だったので、このキーを左右に動かす方法を試してみました。しっかーし!!馬鹿な私は少し動かすつもりがACCにしてしまったのです。すぐにONに戻したため、エンジンストールは免れましたが危険ではあったと思います。ストールすると当然パワステやブレーキ油圧が確保できないので大変危険です。またONじゃなくSTARTにしてしまってスターターを壊したりしかねないので、まねしない方がいいとおもいます。でも噂通り送風は元に戻りました。でも二度としないと思います。

 なお、この現象が起きているときは、熱線のリアデフォッガーのスイッチも入らないそうですが、今回は試すのを忘れていました。今度起きたら試したいと思っています。


2000.1.27 XM、ヘッドライト光量不足・・・にしては変だ

 車検で右ヘッドライトの光量不足が指摘されました。そこで実際に自分の目で確かめてみたところ・・・・・・なんと!光量不足どころじゃないではあ〜りませんか!! 右だけボヤァ〜とまるでスモール時にヘッドライトがぼんやり点灯する機構がついてるかのようにしか、明るくありません。「なんじゃこりゃあ〜」。
 それに、変なところもあるのです。XMはご存じのように4灯式ヘッドライトです。でもXantiaと違ってロービーム時にハイビーム側もぼんやりと点灯するような機能はありません。なのに、ロービームにすると4灯とも点灯しているんですよぉ!で、ちなみに・・・と思ってハイビームにすると、なんと右側はハイもローも点灯しなくなっちゃうんです。(>_<)

hllightc.jpg (4575 バイト) こりゃぁー間違いなくXM君お得意のどこかの接触不良かアース不良だと思いました。さっそくボンネットを開けヘッドライト周りを調べてみました。ヘッドライト関係のコネクターは左右一対それぞれハイビーム側にあります。ロービーム側はハイビーム側からつながっているようでありません。写真は右ハイビーム側のコネクタです。

 

 

 


kogec.jpg (6507 バイト) コネクタを抜いてみると、なんと(今日は驚きが多い(^_^;)一番左(右?)のピンが焦げているじゃないですか!!こりゃ、やばいなぁーと思い、とりあえずピンをヤスリで磨き、焦げかすをほじくり出し、CRC5-56をサッと吹きかけておきました。

 それでテストしてみると、見事!直っておりました。でもHPのQ&Aコーナーで前さんから危ないのでコネクタを交換するように言われております。^^;

 

 


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