あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記 1999年11  
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1999.11.7 XM、WIRING DIAGRAM 購入

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以前から欲しかった、XMの電装関係の回路図、配線図が載っているショップ向けのマニュアルを購入しました。このマニュアルはマツダ系のディーラーもしくはマツダ部品販売から購入できるようですが、今回はお世話になっているドリームオートさんから購入しました。購入するには、WIRING DIAGRAM(資料No.WD-2008)と指定してください。定価4,800円(税別)です。このようにバインダーに入った本格的なものです。

マツダ(ユーノス)ものXMを対象にしていますが、XMは西武ものでもオーディを含めて車は同じだと思いますので、大丈夫でしょう。ネットで交流の西武ものに乗っている方も使っていらっしゃるので、問題ないと思います。(無責任モード^^;)

著作権の関係で無断転載はできないので、詳しくここに紹介することはできませんが、宣伝目的だということでどんなものか、ごく一部を載せてみました。関係者の方、問題があればすぐに削除しますので、ご連絡ください。

wd2.jpg (44847 バイト)

注意書きには1990年10月現在の車両を基準に編集してある、とあります。1990年10月の初版本でした。初版しかないのかもしれません。マツダはシトロエンの部品販売からも撤退するという噂もありますので、興味のある方はお早めに。

中身は、
  E-Y31SF系
                   VF7Y3AG0002AG7016-9999
                  VF7Y3AG0003AG0026-

までが記述された資料No.WD-2008Aと、
    E-Y31SF系
                   VF7Y3AG0001AG7001
                  VF7Y3AG0003AG0001

が記述された資料No.WD-2008の部分に分かれています。

wd5.jpg (5333 バイト)

この例のような写真や回路図、配線図が載っています。しかし、私のような素人にはなかなか読み切れません(^_^;)。ま、しばらくは暇つぶしになるような気もしますが・・・。

このほかの関連資料として、次のようなものがあります。

  • TRAINING MANUAL         (資料No.ET-2011)
  • TECHNICAL BULLETIN   (資料No.NM-2007)
  • BODY SHOP MANUAL    (資料No.WM-2032)
  • SHOP MANUAL             (資料No.WM-2031)

私はこの中のTRAINING MANUALも発注しています。納品されたら、また報告します。素人がXMを維持していくには、このWIRING DIAGRAMとTRAINING MANUALがあれば、十分だといわれています。


1999.11.10 XMのハイドラクティブサスペンションの状態をAMラジオでモニターする

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 CMLで奥さんという国内有数のXM乗りの方が、XMのハイドラクティブサスペンションがソフト(ノーマル)状態なのか、ハード(SPORT)状態なのかを車載のAMラジオでモニタリングできるということを以前、報告していました。海外のサイトでその情報を得たそうです。
 これはかなり画期的な情報です。なにしろ、今までは松下さんが開発したモニターなどを自作するしか手がなかったのですが、簡易的にですが、それを誰でもAMラジオで代えることができるからです。

 奥さんによると、エンジンをかけ、車載のオーディオについているラジオをAM522kHzなどのできるだけ低い周波数に合わせると、ソフト(ノーマル)状態ではピーという雑音が聞こえ、ハード(SPORT)状態はそれが消えるというのです。
 その音はアディショナル・スフェアを接続しているエレクトロバルブに流れる電流から発せられる雑音だとのことです。つまり、このピー音がしている間は、アディショナル・スフェアが切り離されていないので、ハイドラクティブサスペンションがソフト(ノーマル)状態で、聞こえないときはハード(SPORT)状態というわけです。それを試してみました。

 エンジンをかけ、オーディオのスイッチを入れ、普段はまず使わないAMにバンドを切り替えました。一番低い周波数に合わせようとすると、XMの純正オーディオでは、522kHz以下にはならなことがわかりました(^_^;)
 するといろんな雑音が聞こえます。AMラジオで周波数が局にあってないときによく聞こえる、あの雑音です。うーん、これじゃあどの音なのか、わからないなぁ、なんて最初、思いました。とにかく、そのいろいろ聞こえる雑音の中のどの音かを知るためには、スポーツモードへ移行させて、どれかの音が消えることを確認し、その音を記憶する必要があると考えました。

 そこで、まずATレバーの左にあるサスペンションモード切り替えスイッチをSPORTにしてみました。すると、ビーッと言う音がして、しばらくすると消えました。しかし、これは左液晶ディスプレーに「SPORT SUSPENSION」とか表示されている間だけ、することがわかりました。モードをAUTOにしても全く同じように音がするからです。
 そこで、今度は「XMバイヤーズガイド」に載せている方法を使いました。ハイドラクティブECUが正常なら、アクセルを軽く(せいぜい1500rpmくらい)かつすばやく吹かすと、スポーツモードへ移行するはずです。すると、エレクトロバルブが動作するプシュン音と共に、確かにある雑音が1秒ほど消え、またその音がします。その音は、ピーッとか、ジーっとか言う音です。何回か試してその音を記憶しました。さぁ、試乗です!
 走行中は通常ソフトモードになっているので、ピー音がずっと聞こえています。少し強めにブレーキを踏んだりすると、停止直前にピー音が1秒ほど消えます。また交差点などでの停止中から、少し強めにアクセルを踏むとピー音が消えます。うん、うん、確かにちゃんとハイドラクティブECUが動いてるよぉー!って感じですっごく嬉しくなってきました。
 サスペンションモード切り替えスイッチをSPORTにしてみると、液晶ディスプレーに表示がある間は、ビー音の方が音が大きいので、聞き分けられませんが、その後はれいのピー音が消えています。でもって、速度が20〜30km/h以下になると、また音がします。そうです!SPORTにしていても速度が30km/h以下になったら、ソフトに戻るという噂どおりの動きをちゃんとしてくれているのです。いやぁー、かわいいなぁ、XMはぁ。って妙に感心してしまうわけです。

 ただ、私のはハイドラクティブECUを修理しているせいか、ピー音がそれほどはっきりと聞こえません。でも夜間にヘッドライトをつけるとどういうわけか、その音の音量が増幅され、はっきりと聞き分けることができることを発見しました。
 普通のXMなら、かなり明瞭に判断できるようです。

 ま、しかし松下さんのモニターと違い、雑音をずっと聞いてなきゃなんないんで、ちょいとうるさいです(^_^;)。

 


1999.11.20 XM、TRAINING MANUAL 購入

tm1.jpg (5893 バイト) 注文していた待望のXMのショップ向けマニュアル「TRAINING MANUAL」が納品されました。なにしろ、これを持っていないと濃い方々の話をなかなか理解できないからです。(^_^;)
購入はいつものドリームオートさんからです。もちろんWIRING DIAGRAM同様、マツダ系ディーラーやマツダ部販からも購入できるはずです。資料No.はET-2011 です。1990年10月の第2版でしたが、WIRING DIAGRAM と違って、もはやコピー製本です。

さて、このマニュアル、約220ページほどありますが、たったの3,000円です!こりゃ安い!XMのヘインズを5千なにがしか出して買うより、ずっと良いのではないかと思えます。私もヘインズを買おうとして中身をパラパラッと見ましたが、内容はこのトレマニュの方が「新車研修用テキスト」というだけあって、構造、作動、整備上のポイントがかなり詳しく載っているように思います。
 余談ですが、このマニュアルはXantia版もあるようです。もし3,000円ならXantia用も買ってみたいと思っています。(後日談:Xantia用は6000円!!)
tm2.jpg (5940 バイト)

内容は、図が大変多く、写真や主要回路図まで載っています。これなら、WIRING DIAGRAM 買わなきゃよかったなぁ、ってかんじです。

AUTOモードのハイドラクティブサスペンションがスポーツモード(ハード)になる条件なども詳しく書かれています。各センサーからどういう信号を受け取ったとき何秒間ハードになるのか?あるいは、各センサーがエラーになったとき、ハードに固定される条件や復帰する条件などが書かれています(以前、wackyさんのHPに載っていたのは、これをアレンジしたものだと思います)。ものすごく興味深く、参考になります。

 

tm3.jpg (6725 バイト) 写真も載っていますが、コピーものなので若干見にくいですが、見えないと言うことはありません。

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