シトロエン日記  2000年4月
  

2000.4.1 XM、ABS ECUのダイアグノーシスを専用テスターなしで読み出すことに成功

 先日来、発生しているXMのABS OUT OF USEの原因ががどうしてもわかりません。左右前輪のABSセンサーも磨きましたし、コネクタも磨きました。ブレークリーンでセンサー周りの掃除もしました。リヤは前輪と違いセンサーにアクセスするには、センサーの台座を外さねばならないのでやっていませんが、センサー周りの掃除はしました。

 そこで原因を特定するためにABS ECUに記憶されているエラーログを取り出すことにしました。ここにはどこが悪いのかが31個まで記憶されています。ただし、これを読み出すには通常、ディーラーなどが持っている専用テスター(DT-S1000)を使わないと読み出すことができないのです。高価なので一般のショップでは持っていないところがほとんどです。
 が、しかーし!!これを素人でも電線一本で読み出すことができる方法があるというのです!最初にこの話を聞いたときは信じられませんでした。なにしろ、工具なし、テスターもなしで、ただ単に電線があるだけでできるというんですから!(@_@)

 そもそもこの画期的な方法は、Guest Bookでもお馴染みのPさんこと楢林さんらが、海外からの情報を元に開発したものらしく、彼らのサイトwww.bx.citoroen.orgに発表されました。ここには、BXのインジェクションECU(エンジン噴射制御のECU)のエラーログを読み出すレポートが書かれています。モトロニックのインジェクションECUであれば、どんな車種でも応用できるということで、Guest Bookでお馴染みの藤原さんがXMのインジェクションECUで試して、成功していました。
 さらにNiftyのkeigoさんがABSのECUでも同様にできるというので、先日試したところできませんでした。そこでkeigoさんにヘルプを求め、このたび成功しましたので、ご報告します。ここまでのいきさつなどは、XantiaとXMのQ&Aに書かれていますので、暇があったら覗いてみてください。

 さて、詳しい方法などはこちら


2000.4.3-4 XM、ハイドロリック警告灯((!))が点灯するわ、ストップランプはつかなくなるわ・・・

 走行中、突然ブレーキを踏むたびに((!))マーク(ハイドロリック警告灯)がつくようになりました。 マニュアルを見ると油圧低下かLHM不足ということで、LHMを200cc足したのですが、 直りません。STOP警告灯は点灯してません。ブレーキはよく利きます。ステアリングも正常。
 この現象が出てから10分後くらいに「DEFECTIVE L.STOP LAMP」が・・・。 確かにストップランプがついていません。危険なので、出勤前の今朝、軽くアース磨くが直らず・・・タマ切れも無し。ABSはなおってないし・・・ 警告灯や警告音の嵐です・・・(>_<) 左右フェンダーのアースポイントは先週磨き直したんですが・・・。

 Guest Bookで「む」さんが、球切れしてなくても球を交換したら直ったというので、今晩、会社の駐車場でエンジンをかけたまま左右のランプユニットを交換してみました。それでブレーキを踏むと・・・おぉ!((!))が点灯しなくなったじゃないですか!やったー!と思い、今度はエンジンを切って再始動して試してみると・・・ありゃりゃ・・・今度は「STOP LAMP TEST」が消えません。それどころか、ストップランプが両方ともついていないんです。その代わり((!))はつかなくなったのです。

 とにかくこれでは危険なので、翌日たまたま有給休暇をとっていたので、調べることにしました。まず、アースです。ランプユニットのアースとエンジンルーム内の左右フロントフェンダーのアースを磨きました・・・それでも直りません。そこで、今度はストップランプスイッチを疑いました。これは以前、「STOP LAMP TEST」が消えなくなったとき、ブレーキペダルに内蔵されたスイッチ不良だったことがあるからです。ペダルのゴムを外して、スイッチ本体を見たのですが・・・どうもこれでもなさそうです。
 次にフューズを疑いました。マニュアルを見ると、ストップランプのフューズはF2(10A)でした。見ると切れていました。なんだなんだ、ただのフューズ切れじゃねぇーか、ということでフューズを交換し、ブレーキを踏むと・・・おぉ!「STOP LAMP TEST」が消えた!じゃあ、ストップランプは・・・・?あれれ?やっぱりついてない・・・。フューズは・・・?あ〜、また切れてる。だみだこりゃ・・・。
 フューズがいつ切れるのか、何個か無駄にしながら調べましたが、ブレーキを踏んだ途端に切れることがわかりました。でもそこまでです。

 しかたなく入院させることにしました。すると即日退院で、なんと恥ずかしいことにアース端子を間違えていたことが原因だったんです!リアランプユニットのアース端子は4ピンの一番右に接続しないといけないんですが、それを右のユニットだけ一番左に接続していました。4ピンの端子には印が何もついていませんし、アース端子以外は接続するものがないので覚えてないと間違えます。私の場合は左ユニットは端子の一番右(一番外側)に、右も同様に一番外側にしていました。しかし、右は一番外にするとそれは端子の一番左なので、ショートしてたんですね。ただそれだけのことでした。請求書はまだ来てませんが、これでも何千円かは取られるでしょう・・・(--;)

 ((!))点灯の理由はわかりませんが、おそらくアース不良だと思います。リアランプユニットの端子をかなり徹底的に磨いたのと左右フロントフェンダーのアース端子を磨いたことで直ったと思います。


bcare.jpg (4892 バイト)2000.4.23 バンパーケア

 95年式Xantia SXも92年式XMもどちらもパンパーが無塗装の樹脂製です。これには細かいシボが入っているのですが、ここにワックスなどの汚れが入り込み徐々に白っぽくなってきます。ですが、普通の洗車ではなかなか取れません。ここが白っぽいとなんだか車全体が古くさく、安っぽく見えてくるので気になっていました。
 そんな折り、古川さんのアットマーク・しとろえんにXMのバンパーケアの記事が出ていましたので、試してみることにしました。

 古川さんによれば、真鍮製のブラシを使うとバンパーもボディも傷つきにくくうまく綺麗にできるというのです。

 

burash.jpg (6612 バイト)そこで早速ホームセンターで真鍮ブラシを買ってきました。98円です。安い!!

 

 

 

 


before.jpg (5665 バイト)まずXantiaで試してみました。これはサイドモールです。クロームとボディの間に特にワックスが白くこびりついています。

まず、バンパー用のワックスなどを吹きかけます。今回はKURE「ラバープロテクタント」を使いました。これを使った理由は、CMLで評判だったからです。

その後、真鍮ブラシで寝かせ気味に磨きます。真鍮はとても柔らかいので、確かに古川さんの言うように樹脂がガシガシに傷つくようなこともありませんし、ボディに当たってしまっても傷つきません。絶対に傷が付かないと言う保証はありませんが、普通に力を掛けている限り、傷が付きませんでした。

 

after.jpg (4939 バイト)磨いた後はこのように、こびりついたワックスが綺麗に取れています。(^^)

写真ではシボが丸くなって削れたようにも見えるかもしれませんが、これは写真のコントラルトの関係で実際にはそんな削れて丸くなってるわけではありません。

XMのフロントバンパー、サイドモールにも同様に試してみましたところ、なかなか良好でした。



 


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