あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記 2007年1月  
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2007.1.2 新春きりたんぽ桑名オフ

CCJ(日本シトロエンクラブ)の中部(東海?)の幹事をやってらっしゃる桑名の中村さん宅で、恒例の新春桑名オフがありました。昨年は都合で出られなかったので久しぶりに秋田のkeigoさんや、静岡のji-jiさん、kageさんらとお会いできました。 いやー、楽しかったです。オフはいいですね。

BOSHのジャンパー着ている人がkeigoさんです。このオフはkeigoさんが秋田自慢のきりたんぽと比内地鶏を持って来てくれて、きりたんぽ鍋をするんです。今回はそれに加えて、焼きたんぽ、そして比内地鶏の焼き鳥の豪華版。私、実は鶏肉が苦手なんですが、この比内地鶏は食えます。旨い!!

今回のオフでは、CCMのYさんの94XM Brk 右ハンドル、ji-jiさんの97?Xm Brk 右ハンドルに試乗させていただく機会を得ました。 
そこで思ったのはやっぱり明らかに初期型と中期型では乗り味が違うということです。初期型は私のXM-Xとほぼ同じような乗り味で、中期は先日のオフのMさんの中期Xm Brkとやっぱり同じ乗り味。 簡単に違いを言うと中期のほうが操作系が比較的軽くて滑らか。ハーシュネスが少ない(感じがする)、フリクションが少ない、ボディ剛性が若干しっかりしている。どちらかというと初期はどんぶらこ型で、中期はよりフラット感が強い。でもユラリ感もしっかり残っている。中期のほうがより洗練されている感じで、初期のほうが味が濃い、そういう風に表現できるかもしれません。

それと中期はステアリングが初期の1本スポークから、Xantiaと同じステアリングに変更になってるんですが、その持ち味とか径の微妙な違いとかからか、初期型に比べて大きなものを動かしているという感じが比較的しないですね。 でも、このところ、三台続けてXM Brkを試乗しましたが、ブレークはやっぱりでかい・・・。 それと一ヶ月ぶりにハイドロのブレーキを踏みましたが相変わらずストロークが短くて、最初は違和感がありますね。おもしろい。

あばん・ぎゃるどスクエアで、書き込みしていただいているたーぼまんさんに初めてお会いしました。この人のXantiaに対する愛情もすごいです。もっとお話がしたかったなぁ。

中村さんご夫妻、みなさん、とても楽しい時間をありがとうございました。来年も参加させてください!


2007.1.21 1996年式Xm納車♪

待ちに待ったXmを京都のアウト・パラスさんから、連絡があり、この日引き取りに行きました。
ひっきりなしにお客さんが訪れて、忙しそうです。サーブ、シトロエン、プジョー、ルノーを中心に扱ってるどちらかというと「ゲテモノ」系のお店にしては、すごいなぁーと思いました。 
ご夫婦、カップルで見える方が結構多いんですね。

12月9日に契約してから、約1ヶ月半。納車が立て込んでおり年内はXmの整備を手がけられないとおっしゃってたんですが、こんなに時間がかかるとは思ってませんでした。
時間がかかった理由は、整備だったそうです。特にシートヒーター。全席、全滅していたそうで、それを修理するのが結構な手間だったとか。その他、全ての装備のチェックはやってもらったそうです。機関、ハイドロ関係は特に問題なしということでした。

(アウトパラスさんで受けた充実の納車整備項目)
コンプレッサーOH、エキパン(エキスパンション・バルブ)交換、リキタン(レシーバータンク)交換(国産化)、圧力スイッチ交換(国産化)、エアコンガス補充、コンプレッサーオイル補充、エアコンブロアヒューズホルダー製作取付、プラグ交換、プラグコードセット交換、デスビ(デストリビューター)キャップ&ローター交換、ベルト類交換(3本)、ステアリングラック右ブーツ交換、全席シートヒーター修理、エンジンオイル交換(5.5リットル)、オイルフィルター交換、LLC交換、エアクリーナ交換、ATF交換(9.3リットル)、フロントワイパーゴム交換、内規温度センサー清掃、ホイルバランス取りなおし、全スフェア圧力チェック(残圧70%未満交換;今回交換なし)、ブレーキパッド残量50%未満全数交換(今回フロント6mm,リア8mmにつき交換なし)

と充実の整備です。10年落ちの車が車両価格120万円、諸経費込みで131万円でしたが、走行距離38,441km、ワンオーナー、記録簿付。車検整備付、2ヶ月2000km保障で、整備項目はこのように多数。これなら、納得できる内容だと思いました。

整備項目のうち、エアコンブロアヒューズホルダー製作取付が聞き慣れません。これは中期Xmの泣き所の一つで、エアコン関係のリレーで、ここが焼損することがよくあるそうで、この対策をしておくと大丈夫とのことでした。
アウトパラスさん、多数販売しているだけあってノウハウもありそうで、満足です。

写真は、上から、国産化レシーバータンク&圧力スイッチ、エアコンブロア・ヒューズの位置とアップ写真

さて、私のXmですが、引き取りに行ったら若干のトラブルがありました。 なんと、運転席側のドア内張りを剥して何やらやってるんです。ちょっとびっくりしましたが、聞くと「今朝、バッテリーを新品に交換したら、それまで問題なかったのに、運転席側パワーウィンドーがおかしくなった」と。「異物検知機能が誤動作して、オートスイッチを押して上に上げると途中で止り下がりだし、また上に上がるを繰り返してしまう」とのことでした。
結局、部品がなくて交換できずじまいで、大変申し訳なさそうにしておりました。後日交換すると。しかし、また京都に来るのも面倒だなぁ、と思ってると、そのうち現象が出なくなった。との報告がありました。確かに試すと正常に動きます。再発するかもしれないので、様子見ということになりました。帰りの高速でも問題なく、オートを使わずにマニュアルのスイッチを使えばいい話なので、とりあえず引き取ってきました。

乗り心地は、フラットですね。2000年くらいにミニ・オフで、ホワイトXmを試乗させていただいたときの印象がよみがえってきました。同じエンジンなのに静かです。遮音性が向上してるのかな?エンジンマウント類がいいのか、アイドリング時の振動もほとんどありません。
ユラリ感が確かに、私が2台に乗り継いだ初期型とは違っていて足らない感じです。その代わりフラット感が増している。 ハイドロに何を求めるか、ユラリ感か、フラット感か。私はどちらかというと前者なのですが、フラットはフラットでまたそれは、それで気持ちがいい。Xantiaに近い乗り心地ですね。私の好みは、もっと、ねぇーっとりとした乗り心地を好むので、リアをコンフォートスフェアにしていたXM-Xの味が好きでした。いずれ、コンフォートを装着してみたいですね。

しかし概ね、Xmに満足しています。XMに比べると濃さが確かに薄くなっていますが、ステアリング・フィール、各種スイッチのフィール、質感などは向上しています。
何より外装がすっごく綺麗なのは気に入りました。とても1996年式の車とは思えません。ゴム、樹脂類の劣化がまるで見当たらない。内装ももちろんすごく綺麗ですが、これはXM-Xでもそうだったからな。ベージュ革内装、明るくてこれはこれで気分がいい♪

 


2007.1.29 Xm、運転席ウィンドーが閉まらない

納車時にトラブルがあった運転席側パワーウィンドー(2007.1.21の前記事参照)ですが、昨日やっぱり再発しました。伊勢湾岸道路に入った途端、運転席側窓が閉まらなくなったんです(>_<)。異物検知機能が誤動作して、オートスイッチを押して上に上げると途中で止り下がりだし、また上に上がるを繰り返してしまうんです。
納車時の話では、オートスイッチ(外側の白スイッチ)を押さず、マニュアルスイッチ(内側の黒スイッチ)を押せば問題ないとのことでしたが、どちらもだめ。
Xmになってから、異物検知の安全装置がパワーウィンドーについたらしいんですが、異物がないのに異物を検知したようになり、1/3くらい締まるとそのまままた下がっていってしまい、なんどやってもだめ。
あぁ、高速入っちまったし、このままじゃ、風がすごくて飛ばせないし、寒いし、あぁ・・・どうしようって、80km/hくらいで焦ってたら、人間、追い込まれるといいアイディアが浮かぶんですね。
マニュアルスイッチを、つん・・つん・って、ちょっと押してはすぐ離し、を繰り返してなんとか締めることができました。マニュアルスイッチを押し続けるとだめだけど、すぐに離すとセーフです。
かといって窓を開けずに料金所を通過できないし(ETC未装着)、そこで思いついたのが、窓は全開から1/3くらい閉まると、全開に戻ってしまうことから、少しだけ開けるんなら大丈夫だろうということで試してみました。すると、料金所のおじさんにチケットと料金を渡すくらいの隙間は確保できました。
アウト・パラスさんは、2ヶ月2000km保証なので、後で直してもらうことにします。

2007.1.31 Xm、タイヤ周りからかなりの振動が・・・

納車時に京都から鈴鹿に戻るときから感じていたのがタイヤ周りの振動です。

40km/hくらいからタイヤが偏芯しているような振動が来るんです。60km/hで顕著になりだし、80km/hでピーク。110km/hだとあまり気にならなくなりだすんですが、それを超えるとまたで出す。タイヤのバランス?

実はこれも、納車前に120km/hあたりでバランスが悪く振動でるから、ってことで、バランスをとってもらったらしいんです。でも96以降のXmのアルミホイールは、センターに穴がないタイプで、普通のお店ではそれに対応したバランサーがないと。それでブリジストン直営のお店にて、タイヤだけ出してバランスを取ったらしい。
で、これまた納車日当日の午後に届いたらしいんです。
まだバランスが悪いのか?しかし、バランス悪くて40km/hから振動でるかな?って、思うんです。そう思うと、もう5km/hくらいから微妙に振動が出ている気がします。特に加速するときに顕著に振動を感じます。アクセルから足を離したときは、緩和されるような感じです。

この感覚は、そう、数年前にXantiaのタイヤ前後ローテンションを自分でしたとき、タイヤのはめ方が悪くて、気づかずにそのまま走ったらすごい振動がきたんです。それに似ています。そのときの振動ほどではないですが、似ている。
はめ方が悪いというのは、たぶん、きっちりとホイールがローター?にはまっていなかったというか、あるいは、ボルトと穴のクリアランスが5本が均等でなかったというか、そんな理由だと思います。あまりにひどい揺れ方をしたらしく、家内が走っていて後ろの人が、タイヤおかしいって教えてくれたらしいんです。それで、私は中国出張中だったので、ショップに連絡して、ショップでタイヤはめなおしてもらってからOKになったそう。

でも、アウト・パラスさんに限って、そんな素人なことあるわけないしなぁ。なんだろう。気分が悪くなるくらい振動するんですよ。顕著じゃない速度域でも微妙に振動してるから、気分が悪くなってくるんです。あの滑らかなXMとは全然違う。

そこで、やっぱりタイヤの取り付けのような気がして、今朝、会社を30分遅刻して、気合入れてタイヤを4本外して、取り付けなおしてみました。
もうやむにやまれずというか、京都までこれしきのことで持っていくのも面倒だし、今週はそんな時間取れそうになかったし、でも、なんだか乗るのに気分が滅入るくらい振動があったんで。で、こういうのって気になりだすと、すごく気になって、路面によるものかもしれないものにさえも、タイヤのせいにしたくなる。

で、路面によるものなのか、タイヤによるものなのか、自分の感覚の正しさを試してみたいってのもあったりで、早起きが苦手な私ですが、ちょいがんばってみました。といっても、4本でどうですか、40分くらいですかね。
すると、走り出した途端、治った!と感じるくらい滑らかな乗り心地に。ちょっとXM-Xを髣髴とさせる滑らかさ。あー、やっぱり・・?
でも80km/hくらいで少し振動を感じます。通勤途上だったのでそれ以上は出せずでしたが、これなら日常乗っていても気分が悪くなることもなく、許せる。

Xmの振動が緩和されてから、車に乗るのが楽しみでしょうがない。やっぱり気持ちがいいなぁ、Xmは。
メルセデスCも乗るたびにそのシルキーなほど滑らかな乗り味に、惚れ惚れするんですが、Xmはまたなんというか、また違ったよさがあるんです。ハーシュネスは明らかにCのが少ない。けれども、やっぱりゆらゆらゆらーってするハイドロ特有の乗り味ってのがなんともいえません。

乗り心地評論家の私としては、いつも試す近所の路面があるんです。右カーブしてる下り坂なんですが、洗濯板状の路面が25mほどのが連続2回続くんです。
ここを、Cで走ると、ブログにも以前書きましたが、タイヤの空気圧が高すぎるかのごとく跳ねるんです。ぽんっぽんっぽんって。それをXMで走ると、跳ねないんですが、ガタタタタってフロントのサスの剛性が悪い感じで、ハイドロが路面をいなす前にサスや車体が微妙に曲がって振動してるって感じがするんです。
ですが、Xmだと跳ねない上に剛性が上がってるのでうまくハイドロが機能して、わりとすーっと進んでいく。もちろん、完全にフラットを保ったり振動を伝えないってことはないんですが、かなりいいです。それは代車の先代クラウンや、ティアナでもうまくこなせない路面だったんです。
Xmが納車されるまでアウト・パラスさんが貸してくれた代車のプジョー306も結構うまくいなしてました。でも振動を吸収したけれど、フラット感はありませんでした。

Xm、気に入りだしました!

しかーし、後日・・・、タイヤではなくドライブ・シャフトであることが判明・・・!


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