あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記 2007年2-4月  
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2007.2.11 XM解体オフ・・・初期、中期の液晶ディスプレーに互換性はあるのか?

1997年式中期型Xmに乗る三冠王が、「左右のドットマトリックス・ディスプレーがドット欠けを起こしていて、初期型と同じように見えるから、互換性があるなら、譲ってくれないか」、といってきました。私は三冠王には黒XMに乗っている1998年からのつきあいで、随分お世話になったので、差し上げるから解体オフをしよう!ということになりました。

三冠王のお目当ては、ドットマトリックスのほかに、フロアカーペット、シフトレバーなどでした。私はちょうどオーディオの配線を外したかったけど外しきれなくて困っていたので、見てもらいたくて、ちょうどよかった、って感じでした。

ドットマトリックスは、特に中期型において、ドット欠けが多く、初期型との互換性について、まったく情報がなかった訳です。後日ですが、三冠王から情報が届きました。

「右ディスプレーである時計と左ディスプレーを分解して調べて見ました。
右は後期の車体 に付きますが、 メニューが一つ少ないです(初期型においては、残燃料による走行可能距離が出ない)。またバックライトの ワット数と個数が違いまして、明るさも随分違います。
左ディスプレーの方は、コネクタは刺さりますが、何も動作しませんでした。」

ということで、初期型XMのディスプレーが、中期型に使えるかどうかは、
右は使える。もともと、初期型は中期に比べると暗い。
左は使えない。

私は、次のものを外しました。
ハイドラECU(Ver.H)、エンジンECU(Ver.G)、ABS ECU、オートエアコン・ディスプレー、運転席パワーウィンドー・スイッチ、エンジン冷却水水量センサー、などです。

ヤフオクに出していますので、ご興味あったら入札してください。


2007.2.17 Xm、振動とパワーウィンドーの件で、入院に、原因はドライブシャフトだった!

タイヤをはめなおして、かなり緩和されたと思っていた振動ですが、ごく低速でもゆっくりとタイヤの回転にあわせた振動があります。振動というよりも、何か駆動系が曲がってるような、たとえば、ドライブシャフトが微妙に曲がってるようなそういう感覚です。ちょっとブルー。気になりだすと余計敏感になる。Xmの乗り心地がかなりスポイルされてしまいます。これが完治したら、今までのXmに対する私の乗り心地の評価(初期型に比べると硬い)を取り消さなくてはならないような、そんな気がしてきました。
私の感覚だと左フロントがおかしいと思うってことで、パワーウィンドーのこともあって、アウトパラスさんに預けることにしました。

アウト・パラスさんでは、「代車はマーチにしますか、この前のプジョー306にしますか、ZXにしますか?」ってことで、マーチはXM-Xのとき、ドリームオートさんで散々借りたし、306は一ヶ月半乗ったし、迷わずZX!ZXは1992年式の1.6Clubを新車から2年半乗りました。概ね印象がよくって、久しぶりなので、ちょっとうれしいです。
といっても、今回お借りしたのは95年式の1.8i。私が買った当時はなかったモデルです。ステアリングもシートも違います。
で、乗った印象は、306よりもいいです。306よりも軽快!エンジンが1.8だからでしょうね。積極的に3速に落としたりして、とっても気持ちよく走ります。ハンドリングもいい!
これ、気に入りました。格好は306の方がいいけれども、車はこっちの方がいいな。
故障は嫌だけれど、次々と別の車に乗れるのは、古い車とはいえ、面白い。

で、振動の件ですが、アウトパラスさんに症状をお伝えする。担当の三浦さんは、A4の紙に、私の言葉をちゃんとメモをとってくれていました。
こういうの普通なんでしょうか?私はちょっと驚きました。普通はメモとらないか、メモを書いて持っていくって感じでしたが、言葉をちゃんと書きとめておいてくれる。こういうのって信頼感につながりますよね。当たり前といえば当たり前のことかもしれないんですが、ちょっとうれしかったな。原因がちゃんと掴めればいいんですが・・・。

この間、ミクシーの日記に書いていると、あすなろの須賀さんとか、おろさん、uruさんから、「初期型ではドライブシャフトの中間にあるベアリング(ドライブ・シャフト・サポート・ベアリング)が崩壊しかけていると、同様の振動があり、放っておくとドライブ・シャフトが抜けて走行不能になる」との情報を頂きました。
また、メイン・ハブ・ベアリングが損傷、崩壊していてもよく似た症状が出るそうです。写真は、メイン・ハブ・ベアリング(写真提供:あすなろパーツセンター
で、3月2日、とうとう原因が判明しました!と、アウト・パラスさんから連絡がありました。

パラスさんによると、「右ドライブシャフトが癌でした。最初、左右ドライブシャフトはテスト用中古で試したのですが症状が変わらず、それどころか顕著にわかるようになり、元に戻す。やっぱり、タイヤ?とテスト用ホイールと展示車に装着のホイール2セット試しても変わらず・・・。ハブAssy中古交換でも変化ナシ・・・。途方にくれているところに、同じ年式のドライブシャフトを運良く拝借することができたので、装着すると・・・消えたのです!そこで、シトロエンジャパンにオーダー、運良く国内在庫有りの返事。良かった!と思ったのもつかの間、部品代金が15万5千円、、、。トホホですが。これで完治するのなら安い物!と考え交換しました!」との連絡でした。
部品というのは、部品番号:95 643 951 だと思われます。
前期XMと中期Xmはでシャフトの互換性はあるのですが、96年式から対策品?シャフトの形状が異なっているようです(by アウト・パラスさん)

で、早速引き取り走行してみると、振動は完全に消えています!私にとってもよかったぁ。車両120万円の96Xmでしたから、高いな(実は相場や整備を考えると決して高くない)と思ってたんですが、2ヶ月2000kmの保証がついていたので、ほんと良かったです。


2007.3.11 Xm、初メンテナンス〜ハイマウント・ストップ・ランプのがたつき補正

初めて自分の手で、Xmのメンテを行いました。といっても、ごく軽いものです。

購入当初から、走行中なんか振動で、カタッカタッて音がしてたんです。この前のオフのとき、三冠王を助手席に乗せて聞いてもらったら、「後ろからじゃない?」ってことで、どこかなぁ?っと気になってました。で、リア・ハッチを閉めるとき、同じ音が締めた瞬間にしたんです。
あ、これだ!そうです、ハイマウント・ストップ・ランプの先端が、リア・ガラスに当たっている音だったんです。
そこで、さっそくゴムシートを折り曲げて挟み込むことにしました。

後ろからはほとんど見えないのですが、一応恥ずかしくない程度の大きさに切って、挟んでみました。曲げたのは、多少厚くないと振動で落ちてきそうだったからです。
この部分はXantiaでも落ちたことがあるので、根元の剛性が低いと思われます。放っておくと、Xantiaのように落ちるので、早めにこのゴムシートで振動を抑えておくと効果があるかもしれません。でも、根元だと、内部の留め部分とプラスティックベースに応力がかかるので、むしろ先端に貼り付けたほうがいいかな?

2007.4.15 Xmに純正CDチェンジャーを装着してみました

三冠王がXm用の純正CDチェンジャーを無償で譲ってくれました。彼はどうもCDは聞かないようです。私が彼にXM-Xの部品を何点か差し上げたお礼にということでしたが、彼にとっては割に合わないものだったに違いありません。申し訳ないです。いつかお返しします(^_^)

で、頂いたのは2ヶ月以上前だったんですが、ようやく時間ができたので、装着することにしてみました。ちなみに、私はこういう配線というのはやったことがなく、まったくの素人です。当然、全然自信がないわけです。さて、どうなりますやら・・・。結論を述べますと、自信がなかった代わりに、作業中に地震が来てしまいました(生まれてはじめての震度5弱)。すみません、しょーもない駄洒落で。CDチェンジャーは無事装着できました。こちらが作業の様子です。


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