あばん・ぎゃるど | ||
シトロエン日記 2007年9-12月 | ||
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ここ1ヶ月ほど、夜間エンジンをかけてライト・オンでスタートしようとすると、メーターの照明が真っ暗で、ATレンジと表示と、ヘッドライト・オンの照明の二つだけがついた状態になることがときどきありました。そのとき、レオスタット・スイッチ(照明の輝度調整スイッチ)を右に廻したり、左に廻したりすると突然回復したり、スイッチに触った途端に直ったりしていました。 しかしこの日は、何をしても回復せず、速度計が真っ暗で見えないので、緊急に直すことにしました。 これまでの症状から、レオスタットスイッチの接触不良だと判断して、ステアリング右下あたりにあるスイッチユニットをマイナスドライバーでこじって、取り出し、コネクタを外してすぐに元に戻してみました。すると、直りました。それから数日経ちますが、再発してないので完治したと思われます。 |
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突然思い立って、1週間前に告知した1年ぶりのあばん・ぎゃるどオフですが、私以外に3名集まっていただきました。愛知、岐阜、大阪と遠くから足を運んでくださって本当に感謝しています。今回は、オフというものに初参加という98年型後期XmのKさん夫妻も来てくださいました。 参加車両は、1993年式XMブレーク、1996年型Xmブレーク、1998年型Xm、そして私の1996年型Xmでした。 今回のオフでは4台を詳細に違いを見たり、乗り比べてみたりで大変おもしろい一日でした。 特にKさんのXmは、1998年2月登録のXmで、これはエンジンがDOHC24VでATが電子制御化されているにもかかわらず、内装がベージュ革で、しかも後期の革でなく初期、中期と同じ革が暑いタイプでした。このような仕様のものが存在しているとは知りませんでした。 【オフの場所】 |
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Kさんのお車を借り、中期と後期の外観上の違いなどを詳しく見比べました。まずは後期はエキゾーストパイプが水平二本出し。 |
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もう一つの違いは、ハイマウントストップランプの形状です。後期は水平方向に長くなっています。
その他、リア・ワイパーのアームの角度が初期型、中期型とも違っていて、ワイパーのゴム部分がリアからみて水平になっています。 内装では、中期が本物のウッドに対して、イミテーションになっているのは有名ですが、タコメーター内に油温計が装備されたこと、運転席側サンバイザーに、初期ではあったのに中期では省略されたカードホルダーが復活していること。さらには、リアのシートヒータースイッチ周りがブラックではなく、ウッドイミテーションパネルが採用されたことでした。 |
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以前からETCが欲しくてたまりませんでした。しかし、アンテナ分離型だとネットで買っても1万円弱します。その1万円がない・・・。 そんな折、中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)が、NEXCOプレミアムドライバーズカードに入会すると、DENSOのアンテナ分離型薄型音声タイプETC DIU-9000【SL】を本体、送料、セットアップ無料でくれるというキャンペーンをやっているってんで、飛びつきました。 カードに入会というのが気になりますが、初年度年会費無料で、翌年以降は一回でも買物かETCなどを利用するとカード年会費がその年は無料ということで、それならば実質年会費無料と同じになるわけです。 取り付け料は、国産車は5.250円で優待、輸入車は別途料金加算ということで、自分で取り付けてみることにしました。 取り付けは、この手のことが苦手でドキドキしたんですが、三冠王にアンテナの取り回しだけはざっくりと聞いていたので、やってみるとそれほど大変なことではありませんでした。 |
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まずは、どこに本体を取り付けて、どうやって配線を引き回すかのイメージをしました。 私の場合、アンテナをバックミラーの奥に取り付けて、運転席側から引き回し、運転席の足元左あたりに取り付けることにしました。 写真は、箱から取り出したETC本体です。箱には本体のほかに、アンテナ、電源コード、配線を引き回すためのコード固定のシールなどが一通り揃ってます。 |
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まずは、アンテナを取り付けます。マニュアルでは、アンテナはバックミラーの裏の運転席から見て死角になるように取り付ける、とありましたが、このアンテナはETCカードが入っていると点灯する緑LEDがついているので、それが見えないと意味が無いので、写真左の位置に取り付けました。これはシールになっていて、ガラス面を拭いて貼り付けるだけです。 |
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![]() 写真では目立ってかっこ悪いように見えますが、実際には運転席に座ると死角に入ってまったくコードもシールも見えません。 |
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フロントウィンドーの端まで来たら、Aピラーの内カバーを外します。 外し方は、矢印のあたりに内装外しか、大き目のマイナスドライバーを差し込んで、ゆっくりと徐々にこじ開けると、外れます。他のコードがあるので、完全に外れませんが、この隙間にコードを入れ込んでいきます。 |
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Aピラーのカバーの端は、Bピラー上部につながってますが、Bピラー側から爪が出ているので、すこし手前にたわませながら、外します。 写真で白く見えているのが、カバーと車体を止めているクリップです。これは、Aピラーにも3つほどついていますので、あとでカバーをはめるときはこのクリップに押し付けるようにして、カバーをピラーに押し付けます。 |
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コードをAピラーの下まで通したら、このようにして引き回し、運転席足元に持ってきます。うまい具合にゴムのダクトがコードを押さえ込んでくれますので、外れてきません。 アンテナのコードは、ここから運転席の下のカバーの隙間を通して、コンソールのあたりまでもってきます。 |
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次にコンソール横のパネルを外します。これはCDチェンジャー取り付けの時にやったので、簡単です。この写真はそのときのものですので、左側を外してますが、今回は右側(運転席側)を外しました。外し方は、取り付け時の作業レポートを参考にしてください。 |
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電源コードは、オーディオのハーネスから取り出します。黄色がアクセサリー、赤が常時電源で、このETCはどちらも使いますが、これは付属のコードとオーディオのコードの色がまったく同じに対応していますので、迷うことありませんでした。 オーディオの配線は、白い保護チューブを少し切り開いて取り出しました。取り出すにはニッパーも電工ペンチも要りません。付属の電源コードには、あらかじめスプリットという黒いコード分岐のための箱がついていて、説明書どおりにすれば、オーディオコードから電源が簡単に取り出せました。これ、便利だなぁー、知らなかった・・・。 |
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アースはコンソールの横パネルを外したこのボルトから取りました。これは前のXM-XにNAVIのアースがここから取られていたのでそれにならいました。 ボルトとアース端子のφが合わないので、ワッシャーに無理矢理かましてますので、接触面積が少し足らないのが気になります。もっといいアースポイントがあるのかなぁ・・・? |
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パネルをとりつけて、パネルの隙間から電源コードを取り出します。そして、この位置に本体をつけました。接着は、説明書に書いてあるとおりにしました。 アンテナコード、電源コードを挿しこみ完了です。 テストのために、社会実験中の東名阪・亀山SAに行きました。ここはETC装着車のみ、一般道から、ICを介さずに、SAに出入りできます。 さて、装着してみての反省ですが、ETC本体はこの位置ではなく、コンソールのサイドパネルに横向きにとりつけたほうが良かったように思います。というのは、この位置だと、コンソールを外すようなことが生じたときに、干渉してはずせないように思います。 取り付け説明が簡単な報告になってしまいましたが、マニュアルがとっても良くできているので、それを見たらすむところは省略したからです。作業時間は大体1時間でした。でも一度やれば、今度からは30分でできそうな感じですね。 |
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2007年のシトロエン日記 |