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2011.9.10 Xm、アイドリングが不安定・エンジンストール対策3 |
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朝、出勤時にエンジンをかけると、アイドリングが不安定で、ストールしそうになる現象は、イグニション・コイルの接触不良であったのは間違いなかったのですが、また発生しました。いつものように決まって月曜の朝。この日は、エンジンがかかりにくかったんです。クランキングがくんくんくんん・・・って5秒以上。あ、おかしいって、すぐにわかりました。これが出るとアイドリング不安定になるの間違いないんです。 そこで一旦、エンジンを止めて、またイグニションコイルのコネクタに接点復活剤をかけたところ、今度はすぐにエンジンがかかりました。月曜の朝は、特に渋滞するので、急いで家を出ました。信号のない右折交差点。合流したい道は上下線とも渋滞していて、うまいタイミングで入るのが毎朝難儀するところです。こちら側も結構混んでいて、ようやく私が合流できる番になりました。左右を良く見て、今がチャンス!ってブレーキから足を離して、アクセル踏もうとした瞬間、エンジン・ストール・・・。うそぉ・・・・。全然、ブルブルしてなかったし、アイドリング安定してたじゃん・・・。 慌ててクランキング。クンクンクンクン・・・・かかれよー!後ろ渋滞してんだからなー。って、やったかかった!で、なんとか合流。合流してすぐに坂道渋滞。うはぁ・・・止まるなよ、止まるなよ・・・って思いながら、待ってましたが、何事もなく安定してます。 うー、イグニションコイルの接点、もう一度ちゃんと磨こうと心に誓って、今日の作業を迎えたわけです。 さて、今日は徹底的に、磨こうと思って、まずは、このイグニションコイルのベース・コード。これ、前回は、接点復活剤をかけただけだったんですが、上の写真をよく見てください。実は、手に持った接点の金色の筒の根元あたりが白くなってます。こういうのをほったらかしにして、接点復活剤をぶちまけたのがいけなかったんだと反省。あばん・ぎゃるどスクエアでは、みやっちさん、ここをちゃんと拭いたって書いてあったので、私も真似することにしました。 まずは、布でここを綺麗にふき取ってピカピカにしました。でも布はあまりよくないですね。糸くずがつく。腐食布がいいんだけど、ちょうどなくなってしまって。吹き飛ばしてなんとかセーフ。 |
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次に、このセンターのベースのところもドライバーを突っ込んでしっかりと掃除。 布はこのように、結構汚れます。 |
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白矢印のところは、なにも関係ないと思いながら、埃と油で汚れていたので、エレクトロニクス・スプレーを吹きかけ、布でぬぐって、清掃しておきました。 |
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で、今日はイグニション・コイルだけにとどまらず、イグナイターのコネクタの清掃にも挑戦。イグナイタはイグニション・コイルに電流をON/OFFする点火系の重要な装置。ここも疑われるこのトラブルの原因となりえます。 イグナイターの位置は、イグニション・コイルの向こう側、バッテリー・ケースの側面に取り付けられています(四角枠)。 |
イグナイタに接続されているコネクタを外すには、毎度おなじみの外れ留めの針金を強く押して、引き抜きます。 しかし、抜きにくいので、バッテリー側からアクセスして、左手で外れ留めを押し、右手で抜きました。 |
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抜いたはいいですが、イグナイタ側の端子が下向きなので、このままでは接点復活剤を吹きかけられません。 仕方なく、イグナイタを取り外すことにしました。 |
外すには、T20サイズのトルクス・ビットが必要です。トルクス・ドライバーやビットは、普通のホームセンターで1000円以内で買えます。 | |
これがイグナイター。小さなものですね。 | |
イグナイターの接点は、XMによくありがちな白い粉が付着してます。これをやすりでごく軽く磨き、落としてから、接点復活剤をかけました。 | |
イグナイターが付いていたところはアルミ板になっています。放熱板を兼ねているので、ついでにここも綺麗に拭いておきました。 そして、元に戻します。 これで、様子見ですね。 |
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次に疑わしいのは、この中にあるデスビ(デストリビューター)です。ここのカバーを開けると、見えるはずです。 | |
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デスビは、各気筒のプラグに電流を配分してタイミングをとる重要な装置で、6本のハイテンション・コードとイグニション・コイルに繋がるベース・コードの7本があります。これ、外すときにどのコードがどの穴に刺さっていたか間違えると、エンジンまともに動かなくなります。きっちりと時間があるときにしたいので、今日は、ここは、作業せずに、後日にします。 |
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