このページは、Xantiaのイグニッションキーシリンダー交換(2)からの続きですので、そちらを先にご覧ください。
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さて、新しい部品を組み付けます。基本は分解の逆ですが、いくつかの注意点があります。まず、ローケティング・ラブの形状が新しいものは異なっています。写真のように二つの爪が出ているタイプです。この爪がカチンとはまるようにシリンダーを押し込みます。
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次にハーネスホースを取り回し、三つのコネクタをはめます。また黄色のクリップもはめます。意外にホースがどのように取り回されていたのか?クリップがどこに留まっていたのか忘れていると思います。この位置です。なお、こちらのページの写真も参考にして取り付けてください。 |
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次は難関のロア・トリムパネルです。赤矢印の中にT20のねじを入れ、青の部分にさし込みます。 |
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こういう感じにします。ねじを回すのは、分解のページでやったようにします。 |
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今度は、リモコンキーの先端のキー部の交換です。この交換をしないと、リモコンでのドアロック解除とエンジン始動用のキーが別々になって不便です。 まず、回転部のねじを外します。といっても、タップで押し込んであるだけなのでこれを小型のマイナスドライバーでコジ取りました。多少樹脂部が傷つきますが、気にしちゃーいけません(^_^;)
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ねじを外したら、穴にさし込んである棒を外し、古いキー部を抜き取ります。新しい部品セットに同じものがありますので、取り出します。 |
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次に、リモコンキー側にキー先端を格納しておくときにキー部がふらふらしないようにカチンと収まるための板バネがついています。それも新しいものと交換します。左が古いもの。新しくしたおかげで、カチンと収まるときのクリック感が向上しました。いい感じです。 |
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今度はキー部を取り付けて、穴位置を合わせます。板バネの力が強くなっているので、写真のように普通に格納しただけでは穴位置がずれて、棒が入りません。かなり力を入れて、うまく穴を合わせて棒を突っ込みます。 突っ込んだ後は、ねじを押し込みます。しかし、このねじが堅い!ハンマーとドライバーの先端でコンコンと叩いてやったのですが、なかなか入りません。かなりの力でハンマーを叩いても途中までしか入りませんでした。タップの工具があるといいのですが、今回は完全に押し込まれていないのですが、それで我慢することにしました。 |
ドア側のシリンダーの交換は今回あきらめましたが、後日交換しました。
次は古いキーシリンダーの「下半分」を分解してみました。その様子をレポートします。