あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記 2005年7月  
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2005.7.12 XM-X、EWTS用水温センサー(910)交換

XM-Xの水温センサーが故障、またはそのコネクタが接触不良のため、エアコンコンプレッサーがカットされてしまう現象に悩まされていましたが、今日、水温センサーを交換してみました。コネクタやその線の接触不良なども考えられたのですが、コネクタが奥まっていることから換装するのが困難でしたので、センサーを交換することにしました。
部品番号:1338 55 価格(送料など込み):4,785円
でした。部品はいつものようにドリームオートさんにとって頂きました。ドリームオートさんは、近くの部品商の秦三商会さんからとっているようなので、直接、秦三商会さんに問い合わせても入手できるかもしれません。

さて、今朝出勤前に交換した水温センサーですが(交換方法はこちら)、綺麗な金色をしています。やはりもともとはこういういろだったんですね。
で、結果は・・・治ったっぽいです。毎日のように出ていたプリワーニングは今日は一度も出ませんでした。しかも思わぬ波及効果がありました。エアコンの室温制御が適正になったんです!
 夏なのに今までは、27度に設定しても寒いくらいにエアコンが効いてました。風の温度も、風量も過剰に感じていました。ですから、吹き出し口を上に向けて、室温センサーに風が当たるように工夫していたくらいなんですが、水温センサーを交換したら、27度ではなまぬるいくらいの風で、22-24度くらいでちょうどいいくらいの冷風が出てくるようになったのです。これもうれしいですねー。室温センサーに抵抗入れようかと思っていたのですが、そんなことしなくてすみました。いい具合に効いています。以前、兄弟車のプジョー605にお乗りの10E12さんが、「22度の設定でちょうどいいですよ」といっていた意味がようやくわかったって感じです。エンジン始動直後は22度になっているので、これでいちいち温度を毎回上げる必要がなくなりました(^_^)

注)XMの水温センサーは3種類あります。今回交換したのは、エアコン温度制御、クーリングファン制御に関わるセンサーです。


2005.7.17 XM-X、LHM下のコネクタを磨く

おととい、XM-Xが走行中にまたエンジンストールしました。2年前に発生したのとまったく同じような感じでした。今回はすぐに復帰できましたが、しばらく調子が悪かったんです。
そこで、前回のエラーログはO2センサーと水温センサー、吸気温センサーのエラーが出ていたので、ずっと前から気になっていたO2センサー関係のハーネスを磨くことにしました。このハーネス、LHMタンク下にあるとかで、今日はそこを狙います。ここにはそのほかに燃料系のハーネス(セルが回るけどエンジンかからない現象の対策として)があり、ついでにそれも磨がこうとおもっています。
LHMタンクの下のコネクタは、タンクを外さないとならないってことが言われてたんですが、keigoさんがタンクを外さずいざらすだけでOKな方法を考えてくれましたので、その方法を採用することにしました。
まずは、エアダクト(黒い太いパイプ)を外します。これは両端のホースバンド(赤矢印)をマイナスドライバーで緩めると外れます。
このように取り外します。これ簡単に外れます。

次にエアクリーナーの蓋を外します。これは赤丸5箇所のねじを外すのですが、このねじが変わっていて、マイナスドライバーで押しながら90度回転させるとばねでぽんと外れます。いや、外れるというよりは緩みます。緩んだままではずれ止めがついています。これも簡単に外れます。

エアクリーナーを外したら次はいよいよLHMタンクを外します。外すといっても今回はkeigo方式で、ずらすだけですが、まずのタンク左(向って右)にある10mm?のねじを外します(写真左)。
次に、バッテリーマイナス端子横あたりにあるピンを引き抜きます。ひっかけにマイナスドライバーでも突っ込んでひっぱってやると簡単に抜けます。
さらにタンク奥の方にひっかかりがあるので、少し持ち上げながらそれを外します。
すると写真のようにタンクをずらすことができ、赤丸印内にある大きなコネクタ2つ見えます。これがターゲットの一つ。

クリックで拡大
でも良く見ると左側に見える赤茶のコネクタにコネクタホルダーのツメが食い込んで崩壊しかかってます。
しかも、これが堅くてつめから外れない(>_<)。10分くらい試行錯誤して外れないので、諦めかけてました。
タンクを持ち上げて、じーっと観察してみると、どうやら単純に斜めに持ち上げたらいいような感じです。で、奥側(写真で右側)を支点に引き起こしてみるとあっさりホルダーから外れました。なんでこーいう単純なことに気づかないんだろ^^;;;
で、コネクタを引き起こしたら、今度はこの手の大き目のコネクタはXMの常ではずれ止めの金具がついてます。これを押さえつつ(これが結構堅い!)、引き抜くとこのように外れます。ピンを磨いて、接点復活剤をかけておきました。
さて、今日の本命、これがO2センサー関係のハーネスといわれている(未確認)コネクタです。これを外して、端子を磨き接点復活剤をかけました。
で、そのほかに黄色のコネクタ(何か不明)もあったので、磨きました。

さて、これでどの程度の効果がありますやら・・・。

後日談 2005.7.27
XMが踏み切り手前でエンジンストールして再スタートできず、約40分、立ち往生(>_<)。始動後15分以内のエンジンストール現象が再発でした。今回はJAFコール。JAFに直せるとは思いませんでしたが、牽引を覚悟しました。にしても踏み切り手前で大ひんしゅく!かっこわるかったぁ。明日から旅行なんですが、XMで行くことを許可されませんでした(>_<)当然か・・・。 で、JAF来る直前に再スタート成功しました。一か八かでエンジンカバー外して、水温センサーのコネクタに接点復活剤、前側ノックセンサーのコネクタ抜き差し、イグニションコイルのコネクタ抜き差し。一番効いたのはやはり水温センサーだと思います。部品注文を出国前にしていたのですが、今日問い合わせたら、ジャポンに在庫なく本国手配中とのこと(>_<) 水温センサーコネクタの接点復活剤以後は、再スタートもアイドリングもずっと安定してました。ただし、別原因で冷却ファンが高速時に片方回らず現象再発(>_<)。低速では両方回っているのに、水温上昇して105になって高速に切り替わると回らなくなるので、かえって水温上昇してしまいます。keigoさんの以前の方法で、とりあえずリレーを入れ替えて対応しました。やっぱここのアドバイスはいざというときに役に立つ。どうもありがとう!
今回の現象が水温センサーによるものなのか、O2センサーによるものなのか、よくわかりませんが、2年前に発生したときは、始動後数時間経ってますので、今回の現象とは違うと信じたい・・・。

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