あばん・ぎゃるど | ||
シトロエン日記 2005年7月 | ||
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XM-Xの水温センサーが故障、またはそのコネクタが接触不良のため、エアコンコンプレッサーがカットされてしまう現象に悩まされていましたが、今日、水温センサーを交換してみました。コネクタやその線の接触不良なども考えられたのですが、コネクタが奥まっていることから換装するのが困難でしたので、センサーを交換することにしました。 部品番号:1338 55 価格(送料など込み):4,785円 でした。部品はいつものようにドリームオートさんにとって頂きました。ドリームオートさんは、近くの部品商の秦三商会さんからとっているようなので、直接、秦三商会さんに問い合わせても入手できるかもしれません。 さて、今朝出勤前に交換した水温センサーですが(交換方法はこちら)、綺麗な金色をしています。やはりもともとはこういういろだったんですね。 注)XMの水温センサーは3種類あります。今回交換したのは、エアコン温度制御、クーリングファン制御に関わるセンサーです。 |
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おととい、XM-Xが走行中にまたエンジンストールしました。2年前に発生したのとまったく同じような感じでした。今回はすぐに復帰できましたが、しばらく調子が悪かったんです。 そこで、前回のエラーログはO2センサーと水温センサー、吸気温センサーのエラーが出ていたので、ずっと前から気になっていたO2センサー関係のハーネスを磨くことにしました。このハーネス、LHMタンク下にあるとかで、今日はそこを狙います。ここにはそのほかに燃料系のハーネス(セルが回るけどエンジンかからない現象の対策として)があり、ついでにそれも磨がこうとおもっています。 LHMタンクの下のコネクタは、タンクを外さないとならないってことが言われてたんですが、keigoさんがタンクを外さずいざらすだけでOKな方法を考えてくれましたので、その方法を採用することにしました。 まずは、エアダクト(黒い太いパイプ)を外します。これは両端のホースバンド(赤矢印)をマイナスドライバーで緩めると外れます。 |
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このように取り外します。これ簡単に外れます。 | |
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次にエアクリーナーの蓋を外します。これは赤丸5箇所のねじを外すのですが、このねじが変わっていて、マイナスドライバーで押しながら90度回転させるとばねでぽんと外れます。いや、外れるというよりは緩みます。緩んだままではずれ止めがついています。これも簡単に外れます。 |
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エアクリーナーを外したら次はいよいよLHMタンクを外します。外すといっても今回はkeigo方式で、ずらすだけですが、まずのタンク左(向って右)にある10mm?のねじを外します(写真左)。 次に、バッテリーマイナス端子横あたりにあるピンを引き抜きます。ひっかけにマイナスドライバーでも突っ込んでひっぱってやると簡単に抜けます。 |
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さらにタンク奥の方にひっかかりがあるので、少し持ち上げながらそれを外します。 すると写真のようにタンクをずらすことができ、赤丸印内にある大きなコネクタ2つ見えます。これがターゲットの一つ。 |
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でも良く見ると左側に見える赤茶のコネクタにコネクタホルダーのツメが食い込んで崩壊しかかってます。 しかも、これが堅くてつめから外れない(>_<)。10分くらい試行錯誤して外れないので、諦めかけてました。 |
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タンクを持ち上げて、じーっと観察してみると、どうやら単純に斜めに持ち上げたらいいような感じです。で、奥側(写真で右側)を支点に引き起こしてみるとあっさりホルダーから外れました。なんでこーいう単純なことに気づかないんだろ^^;;; |
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で、コネクタを引き起こしたら、今度はこの手の大き目のコネクタはXMの常ではずれ止めの金具がついてます。これを押さえつつ(これが結構堅い!)、引き抜くとこのように外れます。ピンを磨いて、接点復活剤をかけておきました。 | |
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さて、今日の本命、これがO2センサー関係のハーネスといわれている(未確認)コネクタです。これを外して、端子を磨き接点復活剤をかけました。 | |
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で、そのほかに黄色のコネクタ(何か不明)もあったので、磨きました。
さて、これでどの程度の効果がありますやら・・・。 |
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後日談
2005.7.27 XMが踏み切り手前でエンジンストールして再スタートできず、約40分、立ち往生(>_<)。始動後15分以内のエンジンストール現象が再発でした。今回はJAFコール。JAFに直せるとは思いませんでしたが、牽引を覚悟しました。にしても踏み切り手前で大ひんしゅく!かっこわるかったぁ。明日から旅行なんですが、XMで行くことを許可されませんでした(>_<)当然か・・・。 で、JAF来る直前に再スタート成功しました。一か八かでエンジンカバー外して、水温センサーのコネクタに接点復活剤、前側ノックセンサーのコネクタ抜き差し、イグニションコイルのコネクタ抜き差し。一番効いたのはやはり水温センサーだと思います。部品注文を出国前にしていたのですが、今日問い合わせたら、ジャポンに在庫なく本国手配中とのこと(>_<) 水温センサーコネクタの接点復活剤以後は、再スタートもアイドリングもずっと安定してました。ただし、別原因で冷却ファンが高速時に片方回らず現象再発(>_<)。低速では両方回っているのに、水温上昇して105になって高速に切り替わると回らなくなるので、かえって水温上昇してしまいます。keigoさんの以前の方法で、とりあえずリレーを入れ替えて対応しました。やっぱここのアドバイスはいざというときに役に立つ。どうもありがとう! 今回の現象が水温センサーによるものなのか、O2センサーによるものなのか、よくわかりませんが、2年前に発生したときは、始動後数時間経ってますので、今回の現象とは違うと信じたい・・・。 |
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2005年のシトロエン日記 |