あばん・ぎゃるど  
  シトロエン日記 2005年9-12月  
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2005.10.2 へそオフ in 春日井・愛知

久しぶりのへそオフです。へそオフっていうのは、日本の中心部、東海地方(愛知、静岡、三重)あたりで、XMのオフを開こうっていうオフです。私が黒XMに乗っている頃から続いているオフで名古屋のへそ将軍、浜松の三冠王、そして鈴鹿の私がコアメンバーです。
いつものへそオフはメンバーを限定してゲストを一人か二人くらい呼ぶだけなんですが、今回は公募しようということになって、何人もの人が愛知県の春日井インター近くの落合公園に集まってくれました。
XMは、がささんと私の2台、Xmが三冠王、kageさん、そして山崎さんの3台、XMブレークがR.Sさん、山本さん、そしてじーじさんの3台集まりました。
それに、へそのC4、piscesさんのXantia Activaも来てくれました!Activaは初めて見るのでとても感動でした。
今回は語り合うだけのオフではなく実際に修理とかメンテもやっちゃおうってことが主題で、さっそくじーじさんに私のXMのセルが回らない現象を見てもらうことにしました。どうもスターターリレーへ電気がきてないことがあるようです。
私もこの現象を自分なりに調べようとしたことがあるのですが、WIRING DIAGRAMにもトレマニュにもスターターリレーの項がありませんでした。
今回は全ての手持ち資料を持っていってじーじさんに見てもらったのですが、よくわかりませんでした。後日わかったのですが、これはスターターリレーではなく、スターターインヒビットリレーだったということです。ATのインヒビットに関係していてWIRING DIAGRAMもそこに載ってるということでした。
がささんのXMがステアリングラックからLHM漏れがあるということでその対策が今回のお題の一つでした。、事前に55barさんに頂いたホースと留めを仕込んでおいたので、それを使ってがささんと下にもぐってカットポイントを目視し、がささんの手で対策を施しました。その後の経過もいいそうです(^_^)。

そのほかのイベントとして、インジェクションECUのエラーログの呼び出しをやりました。あんまり久しぶりにやるので、何色の端子でテストするのか忘れてしまっていたのですが、なんと山本さんが私の該当ページを印刷して持っていてくれて、大感動!R.S.さんのを呼び出したら、エラーなし。山本さんのをやったらエラーが二つ、がささんのは5つくらいでました^^;

朝10時からだったのですが、あっという間に4時半過ぎになってました。オフってほんとおもしろい。毎回思いますが、楽しいですねぇ。またやりたいなぁ。今度はあばん・ぎゃるどオフをちゃんとやりたいですね(^_^)


2005.10.15 Xantia、ブレーキランプが点かない対策

Xantiaのブレーキランプが点かなくなりました。数年前からときどきつかない、というか踏んでから点燈までに0.何秒かのタイムラグがあるときがありましたがそれほど気にしてませんでした。しかし、ここにきて、よほどぎゅーっと踏まないと、点燈しなくなってることが判明。危険なので、すぐに対策したかったのですが、スイッチユニットの分解の仕方がわからず3週間が過ぎてました。夜間は特に危ないので、手動でブレーキ踏むたびにバックフォグを点けるなどやってましたが、それにしてもとっさのときは無理だし、第一、片手運転になってそれはそれで危険。そこで、あばん・ぎゃるどスクエアなどでみなさんにどうやればいいか相談していたところ、Tamakawaさん、そしてこの前のへそオフで知り合ったpiscesさんから情報をいろいろと頂きました。
参考にさせてもらったサイトは
http://www013.upp.so-net.ne.jp/XM-X/car/citroen/brake_pedal/index.html
http://www.bse.ne.jp/nikki28.htm
http://homepage2.nifty.com/BD_PALM/car_mainte1.htm

まず、XantiaもXMブレーキランプを点燈させるスイッチはブレーキペダルに仕込まれています。まずペダルのカバーをはがします。これは手で簡単にめくれます。そうすると黒いブレーキランプスイッチユニットが現われます。これは二枚舌になっていて、手で挟んでみるとわかりますが、カチカチと音がしてスイッチが入る感じがわかります。

次に後で作業しやすいように、ペダルから伸びるハーネスをとめるクリップからハーネスを外しておきます。これも簡単に外れます。この作業は必須ではありません。
ペダルスイッチの裏に10mmのねじが隠れています。目視できないのですが、裏に手をやって右の方にあります。手探りで探し、外します。これが今回の作業のポイント。これを外さないと黒ユニットの上蓋が外れません。
私はラチェットではずしましたが、最初からレンチが入らないのでソケットを先にねじに差し込んでおいてから、ラチェットレンチをそのソケットに挿して回しました。
はずすと黒ユニットがぶらぶらになります。
ここからが少し難関なんですが、上蓋には四隅に四つの爪がついています。これが堅いのですが、ぶらぶらになったユニットを持ち、手前側の二つの爪付近にマイナスドライバーをあてて、こじ開けます。割れそうな気もするのですが、割と太いので慎重にやれば大丈夫でした。
写真では上が手前側になります。
蓋の中身はこのような感じです。ばねが二つついていることに注意してください。蓋をあけるときにこのばねがどこかに飛んでいかないように慎重に開けてください。ばねは二つの二つの丸い穴に縦に入っていました。
拡大するとこんな感じです。白矢印の先が接点です。接点は特に汚れてもいなくて綺麗でした。
で、点燈しない原因ですが、この写真の爪が0.5〜0.7mmくらいつぶれているためでした。この爪が上の写真の赤矢印部分に当たって接点が押さえられ、スイッチが入るようになるのですが、これが長年のブレーキペダルを踏む圧力でつぶれているから当たらなくなっていました。
ここにこういうようにゴムシートを小さく切って貼り付けたりしたのですが、厚くてスイッチが入りっぱなしになりました^_^; 他にもいろいろ試したのですが、つぶれている量が少なすぎていい材料がなく、爪側の対策を諦め、接点側の対策に切り替えました。

写真では写ってないのですが、二つ上の写真の赤矢印が当たらないわけですからまずここを少し上に上がるように接点全体を軽く曲げました。次に、白矢印接点部を逆に下向きに、下側の接点に当たるように軽く曲げました。つまり全体としてへの字になるように手で軽く曲げたわけです。

加工したら、蓋を閉めます。このとき、前述したようにばねをうまくはめてください。上蓋側にある二本の棒にうまくばねが入るようにします。そして、ねじを締めます。ねじはこの写真のように下蓋側についてます。

以上でうまく行きました。ばっちり点燈しました!(^_^)。この対策では再発すると思いますが、要領がわかったので、今度は15分以内に対策できますし、爪側にもっと薄い何かを貼り付ければ、いいと思います。下敷きなんかがいいかもしれないです。


2005.11.21 Xantiaとのお別れ

黒XMを手放したときに、新オーナーのトミナガさんに乗せて頂いたベンツCクラスが忘れられず、メルセデス・ベンツC240(W202型)をドリームオートさんに頼んで業者オークションで落としてもらいました。1.2万キロしか乗っていない1999年式の極上ものです。そのため、Xantiaを手放すことにしました
今日はお別れの日です。会社を休んで、新オーナーの元へと旅立つXantiaを見送りました。日曜日の昨日は家族全員で、Xantiaの前で写真を撮りました。小4の次男は、その後、しくしくと泣き出しました。次男が生まれた年に買った次男と共に年をとったXantiaでした。10年半の間、事故もなく家族を無事運んでくれた、そして家族をハッピーにしてくれたXantia、ありがとう!!
へそ将軍もたまたま近くに寄ったので着てくれました。家内と三人で、Xantiaを見送りました。 

新オーナーさんはHPをもってらっしゃって、シトロエンでは私の大先輩にあたります。いろいろとやりたいことがあるらしく、そのレポートが今からとても楽しみです(^_^)。廃車にならず、そしてシトロエンに詳しいオーナーさんの元へと引き取られていって本当に良かったと思います。これ以上のオーナーさんはいらっしゃらないと思います。どうかよろしくお願いします。

あばん・ぎゃるどのXantiaに関する記事は、まだご報告していなかった今年春のバッテリー突然死と、Xantia vs. XMの完成版をもって、更新凍結となります。長い間、応援してくださったみなさん、本当にどうもありがとうございました(^_^)


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