あばん・ぎゃるど      XM北東北通信 by フジワラ >>> メンテナンス・アドバイス

 〜 ATF漏れ 〜

ATFはドライブシャフトの付け根から漏れる場合もありますが、多くの個体は違う理由で漏れてくるようです。

うちのXMは購入したときから一晩に数滴の割合でATFが漏れておりました。漏れた分は足せばいいのでしょうが、ATFの搬送経路にはメインケーブルのアースポイントもあり導通不良の元になります。

ドリブンギアソケット
スピードメーターケーブルとセントリフーガルガバナケーブルを駆動する。

ドリブンソケット 96 1420 40 \12,480
ドリブンシール  2645 12 \200

ATFクーラーホース
ATFをクーラーまで運ぶホース。
対策品はステンレスメッシュ加工となる。
対作品:
クーラーホース 2280 34 \17,000
クーラーホース 2279 34 \18,000
プラグシール 2219 12 \300(2こ必要です)

メインアースポイント
ATFによって汚れる可能性大


の部分に赤黒い液体のシミを作るようであればATFが漏れています。

ATFクーラーホースのカシメ部分が劣化してしみ出すように漏れます。プレッシャレギュレータにもATFがかかって滴ができます。

ドリブンギアソケットのo-ringが劣化して漏れてきます。また、ソケットユニットはプラスチック素材のせいか若干収縮するようでそのせいもあるかもしれません。漏れたATFはミッションケースを伝って前よりの位置に滴をつくります。ATFクーラーホースから漏れている場合もこのあたりまで伝っておりてきます。メインアースが汚れるので要注意です。


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