Xantia VS XM

あばん・ぎゃるど

Xantia.gif (3616 バイト)

リアビュー対決 

XM.gif (5339 バイト)

1995年式Xantia SXと1992年式XMの比較カタログ

 

 リア正面からのデザイン
Xantia シャープでありながら現代的な柔らかなラインも見え、とても魅力的なリアビューです。さすがベルトーネといった感じです。幅広感もうまく表現されていて、BMW3シリーズなんかに較べても秀逸だと感じます。
トランク上部はスポイラー状に若干後ろ側に向けて出っ張っています。これがまたかっこいい。
バンパーはカラードではありませんが、それがまたいいんです。太いラインがリアを薄く高い位置にあるように見せかけています。またシトロエンはメッキモールの使い方がうまい!バンーパー上部にすっと一直線に入ったモールがとても高級に見せていて、効果的です。ウインカーレンズもスモークですっきりしています。
XM Xantiaに較べるとぐっと分厚く迫力があります。黒と赤だけで構成されているのもそれに拍車をかけています。標準装備のリアスポイラーがさらに分厚く見せています。
真ん中に入ったボディー色のバー部によって上下に分割するという手法もユニークです。上部はガーニッシュによって隠されていますが、実はウインカーとバックランプがあります。
XMのデザインディーテールの中でもこのリアデザインはほんと他に似ているものがない。あるとすれば、SMです。 SMのリアビューのデザインモチーフを使っていると思います。それがまたにくい。
勝負

XM

Xantiaもとても好きですが、XMのユニークさ、その迫力に軍配をあげます。

 リアランプの高級感

Xantia ランプの質感としては、こんな感じです。近づいてみると遠目で見るよりは透明感があって、スモークの感じがあまりしません。
XMに較べると透明感が高く、現代の車のランプユニットらしい高級感があります。
XM ブレーキランプのレンズ上半分に反射鏡が組み込まれている感じで、これが表情を作っています。
左右に分割されているうち、外側と内側の上部がリアランプで、外側上部と外側下部がブレーキランプです。内側下部はリアフォグランプになります。
勝負

Xantia

レンズの透明感が高く、高級な感じがします。

 ブレーキランプ点灯時の表情

Xantia 四分割されたランプユニットの外側下だけが小さく明るく点灯する典型的なヨーロッパ車タイプでかっこいいです。走行している時にこれが見えるとはっとするセンスの良さが感じられます。
XM XM特有のでかいランプの上下部分が点灯するので迫力があり、また外側部分だけが点灯するので目立ちます。ただし、光量があまりありません。これが残念。
勝負

XM

点灯したときの迫力はかっこいい!惚れ惚れします。

 ウィンカー点灯時の表情

Xantia 四分割されたランプユニットの外側上が点滅します。すっきりとした感じで好感が持てます。点灯していないときはスモークレンズなのに、点灯するとこの部分が光るのでスマートな品の良さが感じられます。
XM こんな部分がまるで鬼の角のように光ります。単なるガーニッシュだと見せかけていたこんなに上にマウントされている部分がいきなり光りますから、とても目立ちます。しかもセンスがいい。
今でこそメルセデスCクラス以来で一般的になってしまったこの三角ランプですが、それよりも早くにこの形を取り入れていたXMの先進性、特異性にまいります。
右左折時にこれが後ろから見えているんだと思うと、とても気分が高揚します。「どや!かっこえぇやろ!こんなもん見たことないやろ!」なんて心の中でほくそ笑んでしまうのです。しかも毎日乗っていてもそれが止まない(^_^;)
勝負

XM

めちゃくちゃかっこえー。

 バックランプ点灯時の表情

Xantia デカ目のランプが真っ白に輝き、結構な迫力です。日本車にありがちなしょぼい小いさな控えめなものでなくて、一番いいところにどかーんと付いていて、かっこいいです。バックランプはブレーキランプと併用するのが普通ですから、この写真のように互いのランプがはす向かいに並んで、白、スモーク、赤、濃い赤と、とてもエキゾチックで都会的な「柄」になります。素敵です。
XM これまたいきなりこんな部分が光りますからかなり目立ちますしかもほとんど正方形。結構かっこいいし、バックしてくるXMを見た後続車は、一様に結構離れて止まります。
勝負

Xantia

XMもとても気に入っているのですが、Xantiaの幾何学模様の勝ちとしましょう。

 テイルランプ点灯時の表情

Xantia バックランプの下のブロックは実はテイルランプとフォグランプに別れています。ですから、夜間はブレーキランプ部分(テイルランプ内蔵)とその横にその半分の大きさのテイルランプが点灯します。分割された縦のラインがいい表情を作っています。
XM 横一列にすっきりとした感じで光ります。夜だと幅広感が強調されてかっこいいです。さらに、外側ユニットの反射鏡の部分がストライプ状になているのが独特の雰囲気を醸し出します。
勝負

XM

やはり迫力が違う。

 リアフォグランプ点灯時の表情

Xantia リアフォグはまず使うことはありませんが、もちろん使った場合はかなりまぶしいです。内側ユニットのさらに内側部が点灯します。
XM 横一列の光を崩すように下側にひときわ明るく点灯して、一種異様な雰囲気です。迫力ありますが、とても迷惑なので点灯は慎みましょう。私がかつて点灯させたのは、ストップランプが故障した夜間にブレーキを踏むたびに手動でスイッチを押していたときくらいです(^_^;)
勝負

XM

独特の迫力

 おまけ

XM XMの夜間のブレーキランプ点灯時の表情。かーなりの迫力です。かっこいいとしか言いようがない。

[ Home ] [ Up ] [ ステアリング対決 ] [ 空調対決 ] [ パワーウインドー対決 ] [ シート対決 ] [ ダッシュボード対決 ] [ ルームライト対決 ] [ リアブラインド対決 ] [ サンバイザー対決 ] [ 物入れ対決 ] [ メーター対決 ] [ ドアロック対決 ] [ ドアミラー対決 ] [ ハイドロレバー対決 ] [ リアビュー対決 ]